アキラのいる歌舞伎町

 

昨日、午後から用事で歌舞伎町方面に出撃!用事を済ませて、コマ劇前を通る。この日は天童よしみのリサイタルがあるらしい。入り口は年輩の団体客で一杯だ。コマ劇前には広場がある。近年では、週末の夜には殴られ屋が現れ評判になった。殴られ屋は、2000年に堂本光一&酒井法子主演でドラマ『天使が消えた街』のネタにも使われている。この広場には70年代、噴水があった。中村雅俊の『俺たちの旅』のタイトルバックでカアスケ、オメダ、グズ六の三人が噴水の中に入るシーンが評判になり、真似をする者が続出。広場に変わってしまった。ここは以前から、早慶戦があると酔っ払った学生たちが入るので問題になっていたらしい。道頓堀川に飛び込む阪神ファンみたいなものか(笑)。現在では噴水のかけらも無い。夜にはホームレスが寝ていたりするし、夏にはここで夜明かしをするヤング(死語!)も多い。
 ComicMateに『女を忘れろ!』を連載していた頃、ネタに詰まるとこの辺りを徘徊していたことがあった。夏場にはアベック(またまた死語)や楽しそうな若者たちがいるので、ウォッチングしに通ったりした。昨日は平日の昼間なので、そんなチャラけた連中は少なかった。それでもベタベタしているカップルが一組いた。男は身長180センチくらい、痩せた体格。皮のジャケットの速水もこみち気取りの野郎と灰色っぽいスーツのミキティっぽい女だった。二人は軽く唇を合わせてから「じゃあまたね。」という感じで分かれていった。オイオイ、昼の2時ダゾ。コマ劇に並ぶジイさん、バアさんが観たらどう思うかな。そういえばこのジイさん、バアさんたちが青春を過ごしたのが昭和30年代。30年代といえば、日活映画である(強引だな)。コマ劇前に並ぶ年輩の連中もこの時代は、川地民夫や堀恭子のごとく、若さがいっぱいだったのだろう。若かりし頃は、『太陽の季節』や『狂った果実』の如く、ブルジョワで無軌道な青春を過ごした連中もいるだろう。『キューポラのある街』のように、額に汗して働いていた人もいるだろう。はたまたギター片手に全国をさすらった使い手もいるだろう(いねえよ!!)。人生イロイロ、人に歴史あり・・・そんな事を考えながら、オイラはコマ劇前のパチンコ屋に入った。

 お目当ては『CR 渡り鳥AKIRA』である。ゲーセン好きのオイラだが、パチンコは好きではない。学生の頃少しやった程度。当然、勝った経験も無い。しかし他サイトでも評判になっているし、渡り鳥シリーズのパチンコなので、一度はチャレンジしたいと思っていた。中に入る。タバコの煙と喧騒で頭が痛くなるのだが、とにかく機械を見なければ。オイラは店内を進む。あった!あったよ。エヴァンリオンやウルトラセブンの機械に混じって渡り鳥の機械が10台並んでいた。やってみたかったけど、全て使用中。仕方が無いので、柱の影からやっている奴のを観察。ゲームの合間に流れるムービー。『赤い夕陽の渡り鳥』か、『ギターを持った渡り鳥』のシーンなのか。これって球が入ると流れるの?フィーバー(またまた死語)すると、歌でもかかるの?どうなっているのか、やっぱりやってみないとダメだね。どこか空いているパチンコ屋を探してチャレンジするしかないだろう。ダラダラ書いてしまったけど、誰かやった人がいたら詳細キボンヌ(笑)。

 

本日(2月18日)夕方、やってきました。オイラが最後にパチンコやったのが82〜83年頃。20数年ぶりです。今は100円ではなくてプリペイドカードみたいなのを買うんですね。カードを入れるのも迷ってしまう始末・・・恥ずかしい。やった感想ですが、システムもよく分からなくて全然ダメでした。実は最近、チョッと体調が良くなくて狭いパチンコ台の席に座っているのもツライので、少しだけやってすぐに出て来てしまいました。そんなわけなので、さっぱり分からなかったデス。