A級とB級の間に

 

ラピュタ阿佐ヶ谷で行なわれているレイトショー『橘ますみ伝説』 。全部ではないけれど通っていました。 こういうBクラス(失礼!) の女優さんって、作品によって顔が変わってしまう。オイラは人の顔がなかなか憶えられないから、キチンと確認することが出来ないのだ。

 『異常性愛ハレンチ』 では丸顔だったのが、『徳川女刑罰史』 や『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』(エグイタイトル!) 辺りでは細面の美人さんになっている。これなどは時代劇でカツラ被っているから印象が変わるのは仕方ない。『ずべ公番長』 のシリーズではシーンによって顔がコロコロ変わる。丸顔だったり細面だったり、『東京流れ者』 の殴り込みシーンではロングのカツラ被っていたりするから、どれがますみたんなのか認識できないのだ。

 これがルリ子しゃんや小百合様だと違ってくる。こういうAクラスのスターさんはどんな役をやってもルリ子しゃんはルリ子しゃん。小百合サマは小百合サマなのだ。この辺がスターと単なる女優さんとの差なのだろう。しかしBクラスといえども、一般社会では超絶美人になってしまうのだけどね。