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栄光への挑戦(66年、脚本・池上金男、舛田利雄、監督・舛田利雄)
ボクサーの宗五郎(石原裕次郎)は引退後、仲間の川地民夫、浅丘ルリ子と組んで事業を起こす。喫茶店等を対象にした絵の時間貸しを手始めに化粧品の行商等を経て、遊技場のチェーン店企業『ムネ興行』を築き上げる。しかし政界の黒幕(三津田健)の圧迫を受け、川地民夫が殺されてしまう。様々な営業妨害を施設の無料開放などのアイディアで切りぬける裕次郎だが、浅丘ルリ子を人質にとられ単身、組織に闘いを挑む。
組織の用心棒に垂水吾郎、裕次郎に好意を持ちつつ事件を追う刑事に小林桂樹が扮した。スケートリンク上での垂水との対決シーンは結構迫力があったが、舛田利雄作品としては低調な作品。
(2000年9月27日記)
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