江波杏子でじょんじょろりん!!

 

23日土曜日はラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー『女殺し屋牝犬』 鑑賞に出撃!


                            

 

市川雷蔵の『ある殺し屋』 の女性版とでも言う作品。原作も同じ藤原審爾。

 表向きは小料理屋の女将さんの江波杏子は裏では凄腕のプロの殺し屋。ヤクザ幹部の大川修の依頼で政界を巻き込む汚職の証人・石山健二郎殺しを1000万円のギャラで請け負う。ホテルのプールでくつろぐ石山。周囲には警護する刑事たちの目が光る。江波は水中から指輪に仕込んだ長針で石山殺害に成功するが、帰り道、乗っていた車に細工され、危うく崖から落ちそうになる。口封じに命を狙われたことを知った江波は復讐を開始する。大川のボス・南原宏治、その上にいる商事会社社長・高橋昌也を射殺。最後の黒幕は三島雅夫。海外に外遊しようとする三島。周囲にはこれまた警護の刑事の目が光るが、電話ボックスに呼び出して、仕事人のように後ろから長針で後頭部を突き刺して殺害。悠々と脱出するのであった。

                            

 江波杏子は好きな女優さんだ。梶芽衣子系のキツイ顔立ちが、オイラのM心を刺激する。あー奴隷にして欲しい(この変態豚野郎が!) 。 その江波杏子の活躍が素晴らしい一篇。しかしながら裏切りは許さないという情念みたいなものが、あまり感じられなかった。これがさそり・梶芽衣子あたりだったら、復讐者としての怨念で、画面がいき苦しいくらいの迫力になった気がする。ヌケるシーンがないのも物足りない。プールでの殺しのシーンも水着姿がキチンと映らないのでガッカリ。それらを割り引いても江波杏子を観ているだけで楽しい。シリーズ化して欲しかった作品。

 映画は22時22分終了。そのままバーA。23時に入って0時の閉店で退散。まっすぐ帰宅してバタンキュー。