二人の世界

 

今夜のNECOは『二人の世界』、 裕次郎&ルリ子コンビのムードアクションの一本。

15年前に殺人事件の容疑者として海外逃亡していた裕次郎は、フィリピン人の国籍を買って生活していたが時効直前に帰国。真犯人を突き止めて無実を晴らそうとする。記者の二谷英明、ヤクザ組長の娘・ルリ子しゃんの協力を得て、黒幕の山形勲を追い詰める。しかし時間切れとなって時効は成立。無実は晴らせない。時効なんだから良いじゃん、と思うが、自己奪回がテーマ? の日活アクションではそれではバツなのだ。怒りの裕次郎は単身敵本拠に乗り込んでチンピラをバッタバッタと殴り倒して、山形勲を撃ち殺す。山形勲殺しは正当防衛が認められるが、無実の証明は出来ない。裕次郎はフィリピン人としてルリ子しゃんと生きていくのを暗示してエンド。

これ久々に観たのだが、最後は裕次郎がスーパーマン的強さでヤクザ組織を叩き潰すのか。こんな安易な処理で済ましてしまうのなら、時効成立前に無実を晴らそうとした努力は全くの無駄のような気がする。まぁ構わないんだけど。

公開されたのは66年2月25日。同時上映が小百合サマの『大空に乾杯』(ワイズ出版『日活映画1954−1971』) 、こっちの方が良いかな(って失礼!)

裕次郎とルリ子しゃんとの出会いが夜の船上。ムードタップリやね。この映画のルリ子しゃんは20代半ば。一番キレイな頃だ。大人びて見える。美しいねぇ。ルリ子しゃんでじょんじょろりん!! だ。