号泣野郎JOA
関東では昨夜から始まったTBS『深夜食堂2』 。 第一話ではなく、第11話とクレジットされていた。1から観ていたファンとしては嬉しい。店の常連客も変わっていない。こすず姐さん(笑) 。ヤクザの竜ちゃん。お茶漬けシスターズの3人に忠さん、他も健在だ。さすがに前作で旅に出たオダギリジョーはいなかったが。
何かねぇ、これ観てると、都会の片隅でひっそり生きている感じがして涙が出てくる。自己憐憫ってやつだ。虚しい。オイラなどは更年期で鬱だから、尚更そういう感情が出てきてしまう。1の頃は毎週観ては、深夜に号泣していた。
昨夜もそう。ゲストは安田成美。こういうAクラスの人がゲストに出るのは、この番組にはそぐわない感じがするが、番組自体の人気が出てきたのだろう。仕方ない。安田成美の役は、竜ちゃんと刑事の光石研の高校時代の野球部のマネージャー。今では乳がんに冒されて、余命いくばくもない。病室での竜ちゃんとのやり取りは、静かなものだったが涙が出た。
安田成美の息子が病室にやって来る。廊下にいた光石研が気を利かせて連れ出す。表でキャッチボールをする。子供の投げた暴投ボールを探しながら、おそらく泣いているのだろう。その後姿にまた号泣。
オイラには高校時代に女とデートしたとかの思い出はない。いつかも書いたけど、オイラは偏屈なオタク野郎でイジめられていたからね。20歳に風俗行くまで女とまともに会話した事がなかった。いつもならそんな思い出聴かされると「ふざけんな!」 と思うのだが、今回ばかりは泣いちゃったよ。ラスト、竜ちゃんと光石研が並んでビールを飲む。黒いネクタイをしている。亡くなったのだろう。二人で黙って献杯するラストにまた号泣だ。
はぁ〜、今日もダメだ。何もしたくない。夜はバーAにでも行きたいが、明日更年期の注射で病院だから、その時帰りに寄るつもり。今日は止めておこうかな。オイラにとってはこのバーAが、深夜食堂みたいなものなのかもしれない。
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