JOA出撃せよ!!

 

今週末も出撃! でした。昨日の土曜日は久々にハシゴ。14時からフィルムセンターで『地獄の波止場』 鑑賞。

 

製鉄所のロケが見事。製鉄所内を走るSLや溶鉱炉? とか無機質な感じが素晴らしい。火花が散っている中を安倍徹の強盗殺人犯と三橋達也が繰り広げる追跡劇もなかなか。しかし追う警官隊よりも先に小杉勇が追いついちゃうのはヘンなの(笑) 。タイトルとは違って、人情モノ的な要素が多かったのでチョイとばかり拍子抜けの作品。

 帰宅してメシ食ってまた出撃!

 21時にお馴染みラピュタ阿佐ヶ谷で『唐獅子警察』 鑑賞。

 

小林旭が入ると、東映映画が東映でなくなってしまう気がした。これはアキラ映画だね。22時半終了。バーAに行こうと前まで行ったが、23時過ぎても土曜は混んでいるんだよな。チラッと覗いたが節電で薄暗くしているカウンターに客がたくさんいる雰囲気。入らないでまっすぐ帰宅。

 今日は14時10分から銀座シネパトス『ゴキブリ刑事』 と『ザ・ゴキブリ』 鑑賞。これ30数年前にTV鑑賞したっきり。内容はほとんど忘れていた。

 憶えているのは、『ザ・ゴキブリ』 で車ごと生き埋めにされた渡哲也が、拳銃の弾をばらして火薬を取り出し、土砂をぶっ飛ばして脱出するシーンと使用している銃がハイウェイパトロールマンだった事。2作とも大した出来ではないのだが、暴力団をゴキブリと呼んで徹底的に叩く叩く。安倍徹のヤクザも癒着している大企業社長の南原宏治も情容赦なく撃ち殺すのは見ていてスカッとする。阿部徹の情婦の梢ひとみまで撃ち殺して「メスゴキブリ!」 と言い放つのはカッチョ良い!
 とにかく悪を根絶やしにしようとする渡哲也の姿は、『大都会PART2〜3』 の黒岩刑事に通じるものがあった。渡哲也のハイウェイパトロールマンだが、MGC製なのか、国際産業製なのか不明。銃器アドバイザーはトビー門口になっているだけで、メーカー名のクレジットはなかった。この手のステージガンはMGC製がポピュラーなのだが、この数年後に製作される『大都会 闘いの日々』 だけは何故か国際産業製なのだ。

 17時10分終了。帰ろうとしたら後ろの席でまたまた漫画屋の塩山氏とバッタリ。観たい作品はどうしてもダブるねぇ。塩山氏はこの後のも観るらしいのでオイラは退散。有楽町まで徒歩。節電で暗い銀座だが、周囲を歩いているのは家族連れとアベック(死語!) ばかり。どいつもこいつも世の中楽しくて仕方のないような奴らばかり、同じ空気を吸っていると思うと苦しくなる。あー銀座から地下鉄で帰れば良かったと後悔。ガード下のC&Cでカツカレー500円。孤独のグルメして帰りましたとさ(涙) 。

 週末は映画ばかりで誰とも係らなかった。こういう生活が楽でいい。明日からまた通常通りか。めんどくせー!!