新宿の与太者

 

昨年5月に東映チャンネルで放送した『新宿(じゅく)の与太者』やっと観ました。もう昨年から録画した映画が溜まっていてどうしようもない。でも少しずつでも消化していこう。

 主演は我らが菅原文太アニイ。東映ではすっかり偉くなってしまったが、この人はやっぱり新東宝時代が良い。映画はムショ帰りの文太アニイがキャバレーで知り合った佐藤允と組んで愚連隊『新宿ブラザース』を組織。のし上がっていくが、金子信雄をボスとする暴力団との抗争になる。佐藤允も殺され子分も皆殺し。怒りの文太アニイが新宿歩行者天国上で金子信雄、子分の葉山良二、南廣を刺殺して捕まるトコでエンド。面白かった。

 せっかくの日曜日なのに、昼真っからこんなのばかり観ていた。何か勿体無い。しかしこの“与太者”って響きが良い。今は使わない単語だ。文太アニイの歌う主題歌も良かった。