勧善懲悪単純明快

 

2009年5月、東映チャンネルで放送した『東映アクション映画スペシャル FINAL』  、『激突!合気道』 と『少林寺拳法』 を観た。


『合気道』 のほうは千葉真一の実弟・千葉治郎初主演作で合気道創始者・植芝盛平の半生を描いた作品。

『少林寺拳法』 も創始者・宗道臣を描いた作品。音楽が菊池俊輔。オープニング音楽は『殺人空手』 と同じ。どっちが先だっけ?


 当然の事ながら、どちらも大幅なフィクション(笑) 。『空手バカ一代』 の3作と同じで、すぐに地元の暴力団が出てきて抗争である。東映らしいといえばらしいのだが、よーするに作りが時代劇や仁侠映画だ。

 登場する暴力団は地元の警察も買収して無法の限り。仲間や地元の人々が圧迫され、堪忍袋の緒が切れた主人公が殴りこんで敵を倒す。主人公が使う武器が刀やドスの代わりに、空手だったり合気道だったり少林寺だったり。くだらないんだけど(失礼) 、勧善懲悪単純明快。主人公が強いんでストレスもたまらない。作業しながらでも話についていける。

 千葉治郎氏といえば、オイラの世代だと『仮面ライダー』 。立花のおやっさんと共にライダーに協力するFBI捜査官・滝和也。アニキよりも良い人そうな感じがする。志穂美悦ちゃんもメンコイ。