川村真樹でじょんじょろりん!!

 

2007年5月に日本映画専門チャンネルで放送した『八月はエロスの匂い』(1972)  と9月に衛星劇場で放送『エロスは甘き香り』(1973)  を観ました。どちらもご存知、藤田敏八監督作品。恥ずかしながら初見。しかしこれ・・・どっちもつまんねぇ!! (ファンの方、失礼)


 ★『八月は・・・』はデパガの川村真樹のロードムービー風の作品。むささび童子(これ何者?) が陰気な感じ。


 ★『エロス・・・』は今や大御所の桃井かおりが主役。この頃は結構メンコイ。売れないカメラマンの高橋長英、ホステス・伊佐山ひろ子、そのヒモの谷本一のセックスしかないような同居生活。ビジョンも未来も感じさせない。若い頃は一時期でもこういう生活するのも悪くはないが、自分のニコヨン暮しを考えると、「それじゃあイカンぞ!!」  と思ってもみたりしてしまう(歳かねぇ)。
 高橋長英が斧で豚の頭をぶっ裂くシーンがあるけど、これホントにやったの??(まさかね) ラストで山谷初男と川村真樹が公園で抱き合っていたけど、山谷初男の役は何だったの? この辺がよー分からんが、分かる必要のない怠惰な作品でした。

 川村真樹の役は高橋長英とパチンコ屋で知り合ったオッサン・山谷初男が飲んだくれるスナックのママさん。ストーリー(あるのか?) にも絡んでこない小さな役。川村真樹って、特にスゴイ美人と言うわけでもないけど、何だか妙に惹かれる。行き連れとか、割り切った関係でどうにかなりたい感じの人だ。こんな人といろんなプレイをしたりされたりしてみたい(この変態豚野郎!!)
 ご本人や身内の方には不愉快な表現かもしれない。しかしこれはオイラの女性に対する最大最高の賛辞なのです。2作ともつまらなかったけど、川村真樹さん、大好きです!!