交際断られ恨み、傷害でプロレスラー逮捕

 

格闘技団体キングダムエルガイツ代表兼選手・入江秀忠(35歳)は7月23日未明、東京都八王子市内で自ら経営する飲食店のアルバイト女性(21歳)を食事に誘い交際を求めた。しかし女性が断り、電話で友人の大学生(20歳)に助けを求めて帰ったため乗用車で追い掛け、多摩市乞田の歩道で2人の顔などを殴り、打撲やねんざの軽傷を負わせ、多摩中央警察署に逮捕された。

 

気持ちは分かるけど、これやっちゃダメだよ。男女の仲に限らず、格闘家は不器用な奴が多い。ずいぶん昔だけど、新極真会の鈴木国博が酒場で酔客とケンカになったことがあった。当時の新聞によると、道場に連れ込んで決着つけようとして警察に捕まったらしい。鈴木国博にしたら、「デカイ事言うなら道場でケリをつけよう。ここならどちらかが死んでも練習中の事故で始末出来る。警察に捕まる事はない。」と考えたのでしょう。しかし相手の土俵に乗らないのが、ケンカの定石。相手の酔客(相手は複数だったらしい)は警察に駆け込んだらしい。「警察頼るのなら、最初からケンカするなよ。」、と思うが、一般人(特に日本人)はすぐに「警察呼ぶぞ〜!」(だから外人にナメられる)。
 今回捕まった入江も不器用な奴だったのだろう。女の子が怖がらないように、気持ちを伝えることが出来なかったのだろう。一般人よりも体が大きくてゴツイ男はこの辺に気を使わなくてはダメだ。極端な話、存在しているだけで警戒されたりするからだ。記事だけでは不明だが、相手の女性も「携帯で友達に助けを求めて帰宅」ってどういう事?夜中に助けを求める電話をするくらいだから、友人の大学生というのは彼氏だろう。しかし35歳の中年男が21歳の女にアタックとはチェレンジャーだな。もしかして「(私ってモテるから)キモイ男に言い寄られて困っちゃう。」目の前でそんな電話されたのかな?だとしたらムカッと来るよな。でもそんな気持ちを抑えないと、それも修行だ。
 一般社会でナメられたって良いじゃないか。格闘家のフィールドはリングの中。そこで強けりゃそれで良し。少なくとも一般の奴らが知らない世界で、奴らが一生味わう事の無い充実感を知っているだけで、君の人生は極上のものだ。相手にどの程度のケガをさせたのかは不明だが、大した事がなければ示談で済むだろう。こんな女の事は忘れて格闘ロードを突き進んで欲しい。頑張れ!入江。しかし一般的な認識では入江はプロレスラーになってしまうのか?違うと思うけど。
 雑誌やキングダムエルガイツのHPで入江の釈明記事を読んだけど、どうも良く分からん。真実は藪の中か?