松原智恵子でじょんじょろりん!!4

 

NHK BS2で先週4日放送『日めくりタイムトラベル』 この日は昭和38年特集でした。この番組は好きで、放送されると必ず観ています。

 この頃は東京オリンピックに向けて、都内は大工事が行われていたそうです。そういやこの頃の映画を観ると、やたらと工事している風景が映る。『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』が印象的。
 国道246はオリンピックのために拡張工事した道路だった。考えてみれば、この道は駒沢競技場と代々木の体育館を結ぶ大動脈。番組では246号沿いにある書店を紹介していた。そういやあるな。小さな書店なので入ったことは一度もないが、元々は戦前に建てられた鉄筋3階建て、当時としては巨大な建物だったが、拡張工事で削られて現在の形になってしまったそうだ。この本屋の前を時々通るが、そんなに古い店だったとは知らなかった。

 原宿駅前と神宮を結ぶ道を補助24号線というそうだ。代々木第1体育館と国立競技場を結ぶための道。千駄ヶ谷トンネルとして千寿院の墓地の下を通っているこの道も、オリンピックのために作られた道だったとは知らなかった。東京が今のような形になっていくのはオリンピックからというのはオイラは映画から憶えたのだが、実際に番組で紹介してくれると非常に分かり安い。参考になりました。

 他にこの頃流行った舟木一夫の青春歌謡の話になる。青春歌謡に限らず、当時は歌がヒットすると必ず主題歌にした映画が作られた。デビュー曲『高校三年生』こそ大映で映画化されたが、二曲目『学園広場』からは我らが日活で映画化。舟木一夫の相手役を多く演じた松原智恵子がゲストで登場。先日の衛星劇場に続いて、お美しい姿を拝めるとはラッキーっ!!松原智恵子同様に、舟木一夫の相手役を多く演じた和泉雅子にも出て欲しかったけど、贅沢は言うまい。松原智恵子でじょんじょろりん!! だ(オイオイ)。
 舟木一夫本人の他に、柳瀬観監督のインタビューも放送。当時はTVに押されて観客動員数も激減。ダイヤモンドラインのアクション映画の他に、青春モノを作って若い客を呼ぼうという事で製作された、と語っていた。
 NHK BS2では今日から4日連続で、昭和42年、47年、52年、57年を再放送。42年は現在放送中!(もっと早く言えよ)。