三田佳子でじょんじょろりん!!
東映チャンネル今月のリクエストシアターは『東京アンタッチャッブル』と『第3次世界大戦 41時間の恐怖』。『第3次・・・』は随分前に同じく東映チャンネルで観たのだが、記憶が曖昧になっているので再見デス。『東京・・・』の方はタイトルに惹かれて観た。ギャング映画かと思ったら、脱獄した凶悪犯の丹波哲郎をベテラン刑事の三国連太郎と若手刑事の高倉健が追い詰める話でした。面白かった!
かつて丹波を逮捕したのが三国ということでこの二人には因縁がある。三国は丹波逮捕に執念を燃やす。丹波の方もいつかは仕返しをしてやろう、と企んでいる。この二人の関係描写は中途半端だったが、丹波の凶悪犯ぶりは凄まじい。殺さなくても良いのに女子事務員やバーテンを躊躇なく撃ち殺す。ラストは高倉健の恋人・三田佳子を人質に逃走、二人に追い詰められて倉庫の屋上から転落死してしまう。頭が良い上に凶悪な丹波哲郎は、恐ろしい犯人だった。ラストシーンは子供に会うために、タクシーで上野駅へ向う三国連太郎を高倉健と三田佳子が見送る。場所は夜の新宿歌舞伎町のコマ劇前。現在は通行規制のある歌舞伎町だが、当時はなかったのか?乗用車やタクシーが頻繁に通行しているのは、貴重な資料映像だ。
もう一本の『第3次世界大戦 41時間の恐怖』、60年作品。この時期、東宝では同じような内容で『世界大戦争』なんてのを作っている。当時は60年安保で揺れていた頃なのだろう。新たな戦争を予感させた時代だったのだろうか?今回放送のヒロインはどちらも三田佳子。実はオイラ、好きなんです(またかよ!)。有森冴子先生の頃も良かったけど、若い頃もタマラン。こういう清楚な美人は良いね。あーそういえば、『東京アンタッチャッブル』では丹波哲郎の情婦役で筑波久子が出演。ヌードダンサー役なので、悩ましい姿で踊るシーンがありました。こちらも勿論、じょんじょろりん!!
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