中川姿子でじょんじょろりん!!
今夜のNECOは小百合サマの『青い芽の素顔』 TV初登場作品。オイラも観るのは初めてだ。小百合サマの勤める工場は荒川沿いだろう。バックにおばけ煙突が見えるのは貴重な資料映像。小百合サマがミゼットを運転して荷物を納品するシーンもある。映画が公開されたのは61年5月8日。GW明けだ。この時の小百合サマは16歳か。メンコイのぉ。
工場での小百合サマの同僚は松尾嘉代と中川姿子。松尾嘉代はこの頃はまだ垢抜けない感じ。この人はもう少しすると妙に色っぽくなる。特筆モノなのは中川姿子である。この作品ではショートに決めているのだが、スゲ〜きれい。ワイズ出版の『日活映画1954−1971』 には堀恭子と書かれている。相変わらず人の顔が憶えられないオイラ。「これホントに堀恭子?」 中川姿子と掲示板でNOBOさんにご教授して頂きました。しかしこう言ってはミスキャストでしょう(笑)。美人でスタイル抜群! こんな女工いないよ(それを言ってはオシマイよ)。
勿論16歳の小百合サマもメンコイ。美人で働き者。小学生の弟の面倒を見る良いお姉ちゃんだ。添い寝してやるシーンがあるが、オイラもして欲しい!(アホか)
仕事が終わってから女3人で遊びに行くシーンがあるが、女だけで行くなよ。こんな美人が3人で・・・ありえんだろ!(オイオイ) 。しかしこの先自分たちがどうなって行くのか? 太陽族のように無軌道に遊ぶワケでもない。これといって希望のない怠惰な感じが出ていたと思う。これ3人のうち誰か一人に男が出来れば変わっていくんだろうな。
映画は女子大生という嘘がバレたものの、これからも付き合って行く事を暗示して終わるという尻切れトンボ。この先どう考えても二人が結ばれるとは思えない。川地氏は財閥のお坊ちゃん。東京タワー近くにある庭付きの豪邸に住んでいるのだ。これって田園調布よりもスゴイ?
オイラ的にはこの作品では小百合サマよりも中川姿子の方に惹かれた。松尾嘉代の方が出番は多かったが、3人の退社シーンではカメラは中川姿子のヒップをアップに撮っていた。撮影は間宮義雄。さすがは巨匠だ。分かっているねぇ(笑)
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