何があっても生き残れ!!

 

21時からTBSで放送した『シリーズ激動の昭和 3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実』を観た。オイラのオフクロは空襲で焼け出された経験を持っているから、子供の頃から東京大空襲の話を聞かされた。オフクロの実家は攻撃目標だった下町なので大変だったそうだ。毎年3月10日になると空襲の話をする。おかげで憶えちゃったヨ。今年もそうでした。
 オフクロは当時学童疎開していたのだが、卒業式があるので一時帰宅。昼間、駅で別れたクラスメートの多くは亡くなったそうだ。帰る時、疎開先で干し柿をたくさん貰った。家に帰ったら家族で食べよう。大事に持ち帰ったのだが、食べることなく焼けてしまったらしい。逃げる時、両親、弟二人とはぐれないように一本の腰紐をみんなで掴んで逃げたそうだ。振り返ったとき、家の裏に植わっていた大木が燃えていたのが忘れられないらしい。
 今の日本は戦後教育が浸透しているから、アメリカ好きが多い。信じられないことだが、六大学の学生でも日本がアメリカと戦争して負けた事を知らない奴もいるそうだ。オイラは別に右翼でも国粋主義者でもないが、何となくアメリカは嫌い。『侍ジャイアンツ』(憶えている人いる?)の主人公・番場蛮ではないが、でっけえ奴は嫌いなのである。