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踊りたいけど混んでいた １７日はまたまた神保町シアターに出撃！ １１時からの井上梅次監督のミュージカル『踊りたい夜』 鑑賞。混んでいた。満席。オイラは１０分くらい前に到着したのだが８６番。相変わらず年輩の客が多いが、どーしてこんなに混んでるの？
ネットで調べると結構評判が良いので楽しみ。
有島一郎は人気ダンサーの３姉妹が稼いだ金を若い情婦のユカ（国景子） に貢いでいる。そのせいか最近持ってくる仕事は結構厳しい。
長女のマリ（水谷） は派手好きで熱海のホテル経営者の山田（穂積孝信）と付きあっている。次女のユリ（倍賞） は若い音楽家・沖一郎（吉田輝男） を密かに思っているが、吉田は水谷が好き。末っ娘のミッチー（鰐淵） はショーダンサーではなくバレリーナ志望。若い女に入れあげる有島に辟易した水谷。無断で決めた東北巡業の仕事に怒って穂積のトコに走ってしまう。国景子にはチャンと若い恋人がいて有島とは金目当て。有島から巻き上げた金で恋人と飲み屋を出す。若い男にぶっ飛ばされてオシマイ。二人では魅力半減の“ピンクタイツ” は落ち目になる。地方の飲み屋やストリップ劇場で踊るが、裸を強要されて倍賞と鰐淵は有島と離れる。３姉妹はバラバラとなり、有島は一人になる。国に入れあげて借金のカタに家も取られる。熱海に行った水谷だが、穂積は既婚者。しかも婿養子なので経営の実権はない。幻滅して何故か門司に流れる。キャバレーに潜り込んだものの酒に溺れて客と喧嘩。仲裁したのがバンマスでサックス奏者の津村（佐田啓二） 。二人は惹かれあい水谷は立ち直る。歌って踊っての水谷は人気者になる。佐田は昔は人気サックス奏者。離婚して世捨て人になり地方に流れてきた。吉田と結婚した倍賞は踊りを捨てて専業主婦になる。衣装も業者に売ってしまう。鰐淵は住み込みで新日本バレーに入る。主宰者の団孝（根上淳） の厳しい指導を受け腕を上げていく。一人になった有島は手品師に戻る。地方回りで門司に流れて水谷と再会、和解。水谷の歌にあわせた有島の手品が客に受ける。吉田の率いるグループ（藤木孝がグループのリーダーらしい） がＴＶのレギュラーとなる。皆の溜まり場だった酒場・ホワイトホースからのＴＶ中継が決まる。一人前のバレリーナになった鰐淵だが、他のメンバーの妬みを買う。そこで自分が根っからのショーダンサーであることを悟り根上の下を離れる。中継で踊るため東京に戻ることになった水谷。佐田を誘うが佐田は行かない（大人の恋やねぇ…笑） 。またの再会を約束して水谷は東京に戻る。吉田は３姉妹と有島が住んでいた豪邸を買い戻す。３姉妹と有島が揃った矢先、大阪に出張した吉田の乗る飛行機が墜落。吉田は死んでしまう。中継の日、３姉妹はそれぞれ佐田、吉田、根上の面影を胸にステージに上がる。藤木孝のグループをバックに歌って踊る３姉妹の姿にエンドマーク。 ☆ ☆ ☆ 井上梅次監督はこういうのホントに好きやねぇ。技術的なことは全く分からないが、歌や踊りのシーンは素晴らしかった。ショー構成は和田肇。和田浩治の父ちゃんだ。
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