オタクをナメんなよ!!

 

本日放送のフジテレビ『トリビアの泉』、その中のコーナーで『トリビアの種』というのがある。今夜は「電車男のように、アキバ系の男は道でカラまれている女性を本当に助けるか?」の実験でした。秋葉原の路地裏を一人で歩くオタクがやってくると、強面の男がエルメスのような若く美しい女性にカラんでいる。もちろん男も女も番組が仕掛けた役者さんだ。番組は100人のオタクを対象に助けるかどうか、を実験したのだ。正確な数字は忘れたが、結果は100人中69人くらい・・・全体の7割のオタクはエルメスを救った、という結果が出た。助けたオタクも悪役俳優に声をかけたときは、腰が引けていた奴。オカマっぽい挙動の奴など様々。面白いのは割りにガタイの良い奴はビビってしまい見て見ぬフリ。逆に小柄で虚弱な感じのモヤシくんの方が勇敢だったりした。
 王者のオイラだったら、どうするか??・・・・・決まってるでしょ、オイラは絶対に見て見ぬフリをします。相手がローキック2〜3発で沈みそうなヘタレ野郎であっても助けません!(きっぱり!) 『TBSサンデージャポン』でお馴染みの元傭兵のテレンス・リー氏は以前、雑誌で危険を回避する事に関して「逃げる」事を推奨していた。「逃げる事にも腹をくくれ! 腹をくくっていれば、街なかで小学生にケンカを売られても、すぐに逃げられる。戦場では小学生くらいの子供でも銃を持っていることも珍しくない。だから相手が自分よりも弱そうな奴であろうと逃げる。」この言葉には感動したね。逃げるというと臆病者、チキン野郎という印象を受ける。オイラは臆病だしチキンである。かつてはそれを引け目に感じていた事もあった。しかし今は違う。今のオイラは自分がチキンであることを認めて、それを素直に受け入れている。腹をくくっているのだ。だからとにかく逃げる。自分の身を守るためなら、人から「臆病者、卑怯者」と罵られても構わない。友達もいないから、見栄や虚勢を張る必要も無い。だから「逃げる」。関わりあいはとにかく避ける。当然、見て見ぬフリだ。
 見て見ぬフリをすることに関して、もう一つの理由があります。それは女はオイラのようなオタクを絶対に差別するからだ。オイラは王者だからね。「コワイ・・・気持ち悪い。」そう陰口を叩かれた事が、過去何度もあります。だからトーシロ女など精神的には大嫌いです。どうなろうが、知った事ではないのです。強姦でも何でもされれば良いのだ!!(これまた、きっぱり!)。

 『トリビアの泉』では全て実験後、スタッフがオタクの人々に、これは実験である事を明かしてインタビューしていた。助けなかったオタクにもインタビューをしていたのだが、顔出しOKの奴がいたのには驚いた。オタクは人と接する事に慣れていないから、カメラを向けられると頭真っ白になってしまいOKしてしまったのだろうか?何か分かるな、その気持ち。世間一般の奴なら激怒するところだ。大体、この番組のやっている事は、オタクを馬鹿にしてるよ。実験されたオタクくんたち、怒ったって良かったと思うゾ。だから彼らに代わってここで言いたい!(って弱すぎ!)・・・おい番組担当者、オタクをナメんなよ!