第12話
おたくより愛をこめて
おたく・・・オタクとは何だろう?大別すると下記の通りか。
1・一つのジャンルに強いこだわりを持ち探求する人。
2・探求するあまり世間の連中とは異なるライフスタイルを持ってしまう人。
3・そのために協調性を欠き友も無く孤独な人。
オイラは3つとも当てはまりマス。しかし1に関してはこだわりはあってもそれほど詳しくはない。オイラは日活オタクだけどまだまだ知らないことばかり、ネットをやるようになって世の中にはオイラよりも遥かにステージが上の人が多いと痛感させられた。井の中の蛙だったナ。2は世間ではよく言われること。オタクは趣味に没頭するあまり身だしなみに無頓着になる。そのためにオタクは風呂に入らなくなるから臭い、汚い等と言って侮辱する輩は多い。(案外キレイ好きのオタクは多いゾ。)勿論オイラは毎日風呂に入ってマス。服装には無頓着だけどね。世間の連中から見たら充分に変人だろう(笑)。3はズバリその通り!それが証拠にプライベートでは人と会話する事がほとんど無い。今年に入って人と会話したのは数えるほどだ。エッヘン!(って威張るなヨ。)まぁこんなんだからモテナイのだろう。青春野郎は変人野郎でもあるのだ!しかしオタクの条件として1は微妙だ。単に1の条件を満たしている人ならたくさんいる。そういう人はオタクではなくマニアだ。重要かつ肝心なのは2と3なのである。そこでその延長として第4の条件を加えたい。
4・独身者であること(離婚経験者を除く)。
日本モテナイ級王者のオイラからすると素人女とのセックス・・・オタク風に言うと生殖の為の体液交換という行為は絵空事にしか見えない。一般の連中にとっては大した事ではないのだろうが、オイラには考えられない事だ。大体、素人女(テレクラ女は除く)とセックスするにはいくつかの手続きを踏まなければならない。知り合って・・・何度かデートして・・・女の気持ちを体液交換可能な状況に持って行かなければならない訳じゃん。考えただけでもオイラには実現不可能な行為ダ!何度も言うがオイラはオタクだから、こういう濃密な人間関係は築けないヨ。オイラにとってのセックスは金銭を介した擬似的なものでしかない。ましてこれに結婚という形式が絡んでくるのは益々考えられない。このような手順を踏める人はどんなに特定のジャンルに深い知識と理論を持っていてもオタクではない。
ところでオタクは自分の事をオタクと認めたがらない奴が多い気がする。逆に上の4つの条件を満たしていないクセに自らをオタクと名乗る輩がいたりする。中にはオタ×ングと名乗り商売にしている羨ましい野郎もいる。全国のオタク諸君、あるが間々の自分を受け入れよう。オタクは恥ではない。オタクは進化した人類の姿・・・ニュータイプなのだ。恥ずかしがらずにオタクである事を認めようヨ。その方が楽だよ。無理をして一般人ぶるのは止めよう。似合わないしみっとも無いからネ。バカにされたってイイじゃないか、そんな野郎には近づかない。そいつが地獄に落ちることを心の中で願っていればイイのだ!!そしてニセモノ野郎、オタクはファッションじゃねえんだ!人生なんだよ!!オタクを語るな目障りダ!!
というわけで今ここに新団体を旗揚げ宣言します。名づけて・・・・JOA(Japan Otaku Association)日本おたく協会。オイラはここの初代・日本モテナイ級王者に認定させてもらいヤス。このJOAは特に練習生・選手及び加盟ジム・道場・団体も募集しません。人と関わるのは好きではないからオフ会という名の興行も行いません。単に旗揚げ宣言しただけデス。何事も言ったもん勝ち!!
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