王者のGW

 

あ〜あ連休も終わってしまった。今日からまた平常通りか。イヤだなぁ。毎年の事だが、GWも何も無かった。3日は引きこもってパソコン相手に駄文をシコシコ。 4日は午後から墓参り。5日は夕方から電車で中野へ行く。オイラの持っている腕時計で一番高いチュードルのクロノタイムをオーバーホールに出す。ブロードウェイ内にあるアンティークウォッチの店。平成6年にここで買った物。6〜7年くらい前に一度OHに出したのだが、あまり使用していない。久々に使ったのだが、何だかリューズの動きが重かった。

 昭和40年代、50年代のスパイ物、特撮物では登場人物の多くはこの手の腕時計をしていた。携帯やノートパソコンの現代と違い、当時は腕時計というのは貴重な情報ツールの一つだった。映画『007シリーズ』でも重要な小道具として登場。強力磁石つきのロレックスサブマリーナやテレックスの付いたセイコーデジタル時計など憶えている人も多いだろう。

 チュードルクロノは機械式クロノグラフなのでOHには数万円かかってしまう。でもやっておかないとなぁ。 こういう時、つくづく時計は国産が良いなぁ、と思う。安くて正確、しかも丈夫で壊れない。壊れても修理費用も大してことは無い。買い替えたって良いのだ。最近流行のソーラー電波の安いのを一つ持っているが、実用上はこれ以上のものはない。70年代に日本のクオーツ時計がスイスの時計産業に壊滅的な打撃を与えた。今度はソーラー電波で外国の時計産業を駆逐してやれ!!
 ところでオタクの聖地中野はオイラにとって青春の街でもある。90年代、少し時間が空くとこの辺をフラフラしていたっけ。あの頃は毎日苦しくて、ブラつくだけで楽しかった。苦しいのは今も同じだが、最近はぶらついてもちっとも楽しくない。OHは出来上がるのに1ヶ月半くらいかかるらしい。ブロードウェイ内のオタクショップをパトロール。ドラッグストアでゼリー飲料を買って帰宅。

 6日は午後から巣鴨の千石自慢ラーメンに行く。行列。祭日らしく腹立たしい家族連れやカップルが多い。どんなに美味しくともラーメンで行列なんてしないのだが、20分ほど並んでしまった。この手のギトギトは池袋の一秀が好きなのだが、夜しかやっていない。浅草の弁慶まで行く元気も無いので千石で食べたのだが、これならホープ軒でも良かった。14時頃帰宅。引きこもる。
 17時に近所の床屋に行く。10分1000円。髭も剃らないし頭も洗わないが、今のオイラにはこれで充分。ここも混んでいて20分ほど待たされた。終わってから本屋で立ち読み18時帰宅。

 GWもオシマイ。慢性的に鬱なので誰とも関わりたくなかった。連休中は誰とも会っていない。ツーリング行きたかったな。今になって後悔。