JOA王者の叫び!!10

 

 大坂の女性監禁事件。マスコミ報道によると、この監禁男はお見合いパーティで女を物色、最初は紳士ズラして付き合い始め、マンションに連れ込み監禁。暴行して「旦那様、ご主人様」と呼ばせていたらしい。腹筋や腕立て伏せをやらせたというのは笑える(失礼、不謹慎でした)。そんなギャグのような調教でも効果はあったようだ。保護された後でもマインドコントロールが解けなかったらしく、犯人のことを「旦那様、ご主人様」と呼んでいたらしい。AVやエロ漫画でも監禁モノというジャンルはあるから、この手の愛好者は多いのだろう。しかし現実にやってしまう奴がいるとは・・・しかもこの監禁男は今回を含めて5回目らしい。過去に1人殺しちゃっているのに事件になっていない、今回も被害女性の家族から捜索願いが出ても「事件性が薄い」として動かなかった。警察は怠慢と責められても仕方が無いだろう。
 女の全てを自分のモノにして、「旦那様、ご主人様」とかしづかせるのはS男の夢だ。(M男のオイラでは全然興奮しない。逆パターンなら別だが・・・笑)あんまりやると死ぬだろうな、薄々は感じていても興奮した男の欲望は止まらない。やった後は後悔するものの、落ち着くとまたやりたくなる。思春期のオナニーと同じだ。性癖だからこれは治らないよ。出てきたらまたやるだろう。
 今回の犯人は42歳無職、マンション暮し。よく金があるな、と思ったらマンションのオーナーらしい。空いている部屋に監禁していた。過去2回の監禁部屋はそれぞれ違うらしい。マンションオーナーというと、悠々自適で優雅な暮しと思われがちだが、現実にはどうなのだろう。入居者との生活トラブルや部屋の修繕。建物の管理と色々面倒なこともあると思うのだが。 近隣住人のインタビューを放送したニュースがあった。印象に残っているのは、オバハンの証言。「怖い感じで近寄りがたい。モテるモテないの問題ではない。」キツイ!キツイなぁ、オバハン。何だかオイラが言われている気がしたヨ。40代で独身男なんて、つまり今までメス一匹ゲット出来なかったという事だ。負け犬か、性犯罪者、その予備軍に決まっている。それが世間の評価だ。この手の事件を見る度に、犯人が自分とダブってしまう。勿論、オイラはこんな事はしていないし、した事も無い。そんな趣味もない。
 しかし古くは大久保清、宮崎勤。大久保清の時は小学生だったけど、後にビートたけしがドラマ化したのを観た時、宮崎事件の時。あの頃から、オイラは自分が社会不適合者ということを自覚し始めていた。だから、何だか他人事とは思えないのだ。犯人は何故こんなことをしたのか?何故こんな事をするようになったのか?急にこんな事をするようになったのではないだろう。幼少期〜思春期にかけて、毎日の生活の積み重ねからこんな性格、性癖が出来上がったのだろう。ここまでやらないと興奮しない体になってしまったのだろう。こういう事件を見る度に、やり切れない思いがしてしまう。被害女性の社会復帰を願うとともに、犯人の行く末も気になる。