JOA王者の叫び!7

 

オイラは年輩の男性に説教される事が多い。仕事や他の用事で会うと、顔見知りの男性には必ずといって良いほど説教されます。オドオドと頼りないし、勤労意欲の欠けらも無い。仕事は出来ないし、やる気も無い。いい年をして、結婚もしていない。家庭も持たず、ニートのような生活をしているオイラを見ると分別のある年輩の方々からすると、一言言ってやりたくなるのだろう。おまけに物書き仕事がしたいと、どこに売れるアテもない駄文を夜な夜な書いているのだ。楽しみといえば、日活映画とじょんじょろりん!!することくらい。いやー、40歳過ぎてもじょんじょろりん!!しているとは・・・予想はしていたけど、ホントにそうなるとはねえ(笑)。まぁ仕方ない、王者なんだから。
 説教オヤジたちの言う事を基本的に否定はしないよ。しかし中にはチンピラが因縁つけているとしか思えない、意味不明発言もある。つまり説教のための説教になってしまっているクソオヤジもいるのだ。オイラは社会不適合者だ、文句あっか!この、オイラに説教してくるオヤジたち。あんたらいい加減にしろよ。別にあんたらに人生相談なんてしていないんだよ。大きなお世話だっちゅーの。「うるせえ、黙ってろい!」何度心の中で叫んだだろう(って弱すぎ!)。オイラは年輩のオッサンたちの説教を「ハイハイ」と聴いてやるほど人間は出来ていない。とはいえ前述のように「うるせえ!」と怒鳴る度胸もない。たまに言い返したりする程度なので、益々血が騒ぐらしい。更に説教が続く羽目になる。こう言っては何だが、オイラに説教してくるオッサンたちって、総じて小者ばかりだ。大物やオヤブン肌の人、人を束ねて行ける度量のある人ほど、いらん事は言わない。小者のオッサンたちって、オイラのような格下の男に説教することで、男としての尊厳や存在意義みたいなものを勝手に確認しているのだろう、全く!ハタ迷惑なんだよ。小者のくせに、エラそうな事言うな!

 オイラはニート暮しの肉体労働者だが、それでも週休2日のサラリーマンなんかよりは働いている。結婚出来ないのはJOA王者なんだから仕方が無いし、仮にモテて結婚できていたら、真面目に働かなくちゃならないじゃないか!責任持つの嫌だしさ、何でそんなバカな事しなきゃいけないの!?オイラは家族抱えて一生懸命働いている連中を見ても、ちっとも羨ましいとは思わない。「スゴイねー、エライねー。」という顔はしても内心「バーカ。」と思ってマス。何故ならオイラは「何かあったら逃げちゃおう。」、そう思って生活をしているのだ。扶養家族なんて抱えたら、身動きが取れなくなるではないか。今はまだ親がいるけれど、独りになって生活が息詰まったら逃亡者だ・・・いや渡り鳥にでもなって旅にでるか。しかし最後はホームレスだろう(笑)。何となくそんな末路を予想している。下層階級の肉体労働者の中にはそんな連中も多い。あー、最後はオイラもこんなことになるんかな、なんて想像させる労働者を過去何人も見てきた。何とかしたいとは思いつつ、この有様だ。それでもね、世間の連中を見ても「羨ましい。」なんて思わないんだよ。話は脱線してしまったが、説教オヤジたちに言いたい!

「てめえら少し、黙ってろい!!人望もないくせに、説教してるんじゃねえ!!エラそうな事言うのなら、書き物仕事でも世話しろ!!結婚してないのが悪いのなら、女を世話しろよ。オイラは王者だから、贅沢は言わないよ。釈由美子か伊東美咲レベルで充分だ(爆笑)。出来ないのなら、黙ってろい!!小者は小者らしく、小さくなって生きてりゃ良いんだ!!。」

 説教オヤジといえば、フジテレビのドラマ『踊る大捜査線』で青島刑事(織田裕二)と老刑事の和久さん(いかりや長介)の会話でこんなのがあった。張り込みが終わって引き揚げる時、和久さんが青島刑事に「どうだい、そこらで一杯やってかねえか。」青島刑事は「良いけど・・・(酒飲むと)説教するからなぁ。」。和久さんは青島にすがるような口調で「(説教)させてくれよぉ・・・他に楽しみないんだから。」世の説教オヤジ諸君!!君たちにはこういう和久さんのようなお茶目さが欲しい。それでもオイラは嫌だけど。