JOA王者の叫び!8
6月1日から始まった民間の駐車違反取締り。停めて一瞬でも車を降りればアウト。こりゃあチョッとやり過ぎだろう。そりゃ遊び車の取締りなら文句は言わないけど、運送業者や高齢者の送迎なども取締りの対象になるとは、いくら何でもヒドすぎる。大手では二人一組で行動。一人が車を離れている間、もう一人が運転席で待機、そうすれば駐禁にはならない。余分に人を雇うなんて、零細企業には無理な話だ。運送業者などは日通や佐川以外は零細が殆んど。中には得意先から安い運賃で走らされて、赤字が続いている会社もあるのだ。余分に人を雇う金は無い。
そういや、今日バイクでパトロールに出たのだが、某ターミナル駅前の通りには駐車している車は少なかった。いつもは路駐の車でいっぱいなのだが、停まっているのは赤帽の車が一台、乗用車が数台いた。停まっている車、全てに運転席に人がいた。遊びに来たのであろう乗用車はどうでも良い。オイラは一台の赤帽の車に注目した。運転席に座っていたのは60代と思われる老婆だったのだ。後ろでは亭主らしい爺さんが荷物を台車に乗せていた。おそらく今回の駐禁取り締まりに備えて、夫婦で回っているのだろう。しかし運転席に座っていた婆さんはとても運転など出来そうもない感じに見えた。心細そうに周囲を見回していた。婆さんが痛々しく見えた。しかしこうやって夫婦で回れる人は良い。中には二台で協力してやっている業者もあるらしい。赤帽は個人営業だから、二台で回ると収入も半分になってしまう。これでは死活問題だ。
都内では荷捌きスペースのある会社など一握り。繁華街の場合、路上駐車しなければ納品は不可能。近くのコインパーキングに停めて台車で運ぶという手もあるが、雨が降ったらどうするのだ?駐車料金は誰が負担するのだ。荷主はそんな金払わないよ。運賃に上乗せが出来ないので、結局運送屋が負担しなくてはならない羽目になる。納品の度に駐車料金が発生していたら、赤字は増える一方だ。今回の取り締まりに関して、違法駐車が減って流れがスムーズになる、と歓迎するノー天気な声もある。しかしこんな事を言っている奴ら、もう少し考えろよ。あんたらの服も食べ物も、飲み物も本もCDもDVDも酒もタバコも、全部トラックが運んでいるのだ。そんな車を締め出してどうする。それともあれかい?トラック野郎なんて、下層階級の貧乏人だから関係ないか?セレブでハイソな連中からみたら、運送屋なんて足元を這いつくばっている虫ケラみたいなものでしかないのだろう。
これからはバイクでパトロールも出来なくなる。オタク活動はオイラにとって人生なのだ。電車で移動するか、でなければ中学〜高校時代を思い出して自転車で行動するしかないだろう。これからは駐輪場のないところはバイクで行けない。しかも駐輪料金も発生してしまう。これからは自転車かなぁ・・・涙!
警察なんて庶民の敵だ。今回の取り締まりは2007年からの警察官大量退職者時代に備えての天下り先確保。駐禁で確保できる600億の違反金が目当てなのだろう。こいつらヤクザと同じだな。警察もヤクザもお上公認があるかないかという違いだけで、やっている事は同じだもんな。そういや相互リンクしている某編プロの社長が、「日本の全ての役人は泥棒である。」と書いた事があった。けだし名言である!!。
あーオイラももう少し勉強が出来れば、絶対に警官になったね。リストラも倒産も無い。退職金と恩給年金、天下り先まで世話してもらって一生安泰。仮に懲戒解雇されても、元警官に犯罪を起こされてはマズイから、再就職先も面倒みて貰えるらしい。いたれりつくせり石川セリ(by吉田照美@文化放送やる気マンマン)。この国はホント役人天国だね!!
それに比べて、運送業者はディーゼルエンジンの規制をかけられ青息吐息の上に、駐禁取締りで締め付けられて、この国はどこまで貧乏人を苛めれば気が済むのだ。この国は狂っている。出でよ『死ね死ね団』、ミスターKよ出て来い。こんな国、世界の地図から消しちまえ!!
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