昨年2月の衛星劇場(って今頃) 2

 

『痴女伝説』に続いて観たのが大映『巨人と玩具』。これまたご存知、巨匠・増村保造監督の傑作。製菓会社同士のキャラメル販売合戦を描いたジェットコースター・ドラマ。この作品は25年くらい前に地上波で観ただけなのだが、主題歌は名曲! 一度聴くとしばらく頭の中でリフレインしっぱなしになる事、間違いなし(異論は認めん)。
 主役は川口浩。最初は垢抜けない貧乏娘の野添ひとみが川口浩の上司の高松英郎(車先生!)にスカウトされモデルデビュー。あれよあれよと言う間にスターになってしまう。オイラ的には野添ひとみよりもライバル会社の営業ウーマン・小野道子に惹かれる。こういう大人っぽい美人は大好きだ!! 狂気の働きマン・高松英郎先生は覚せい剤飲みながら仕事していた。そういや日活『勝利者』(青春大全集)でも殿山泰司が飲んでいたから、この頃はまだ合法だったのだろう。

小野道子・・・小野道子。今のオイラの頭の中では小野道子で・・・・(いい加減にしろ!)。