さらば!!キックの星
スカパーのSAMURAI放送のキックボクシング情報番組『キックの星』が28日(木)終了しました。奇しくも裏番組はK1MAX(どっちが裏なんだよ?)。やっぱりさぁ・・・キックボクシングなんだよ。K1なんかクソ食らえだ!東京ドームや横浜アリーナじゃないんだよ。後楽園ホールやディファ有明なんだよね。最終回は今までの5年3ヶ月間、全267回を振り返っての名・珍場面集だった。数々の名場面、名コーナーがあった。
視聴者を募ってのムエタイツアー、著名選手にカメラを持たせ、その日常をレポートさせる通信モノが人気だった。この番組はキックボクシングファンにとっては外せない存在だったけど、実際はどれだけの人たちに観られていたのだろう。スカパーでも視聴率ってあるの? ラスト、司会の大江慎が語っていた。「過去の映像を観ていると、最初の3年間パワーがあった。」 たしかにその通りだったと思う。通信モノもムエタイツアーも地上波では出来そうもないインディーな企画だった。通信モノなどは選手の練習風景や私生活も垣間見ることができた。練習風景は選手によっては企業秘密の部分も多いので、全ては観られないが参考になった人も多かったと思う。
この通信モノを不動の人気シリーズにした最大の功労者が、新日本キック協会の不思議戦士・高杉茂男(引退)であろう。高杉選手と愛犬メリーとのオタクな同居生活&練習風景には感情移入して観ていた人も多かったと思う。格闘技をやる奴には変わり者が多い。それを体現して見せてくれた高杉選手は偉大だった。しかし最近はパワーダウンした感は否めない。通信モノも天才・須藤信充のサンドバッグ打ちは見事だが、最近の練習風景は走ってばかり。しかも肝心の試合に出ていないので盛り上がりに欠けた。我龍真吾通信では家族との交流シーンが多くてこれも頂けなかった。ムエタイツアーも参加者が多すぎ! これでは収拾が付かない。そう観ると、ここらで一区切りつけるというのも良いのかもしれない。
オイラにとって、この番組の最大の収穫はアシスタントの片岡未来ちゃんとの遭遇だろう。このコはメンコイ!釈由美子ちゃんを未整理にした顔立ち。ハッキリ言って、アイドルとしてはB級である。可愛いのだが、どこか垢抜けない所が良かった。番組は終わっても、オイラは未来ちゃんを応援するゾ!!
さらば『キックの星』 5年3ヶ月ありがとう。いつか復活を信じて!
バイビー!!!
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