第1話
俺は地獄の成人野郎

 

昨日は全国的に成人式。税金の無駄使いイベントだね。成人式、出ました? オイラの場合何十年前だったっけ? もちろん・・・オイラは出ていません。アホらしくてね。晴れ着着て出る奴の気が知れん・・・オイラはオタクだから人と群れるのは嫌だし、人と一緒ってのも性に合わん。
 オイラの時の成人の日は朝9時頃起きて飯も喰わずに昼まで布団の中でゴロゴロ。TV&たまっているビデオを観たり、オナニーしたりと自堕落な生活をしてたっけ・・・これは今も同じだな(悲笑)。外に出ると振袖ギャルをあちこちで見かける。イイねぇ・・・着飾った若い女はソソる・・・・筈なのだが、どうもねぇ・・・「お前ホントに20歳かよ!?」と言いたくなるのが殆どだ(笑)。アベックで歩いている振袖ギャルを見ると、「おっ! 今夜は彼氏と愛の成人式か? ニクイよ、このっ、このぉ!!」と心の中で宝寿司の梅さんしちゃいます。
 ところで今年の新成人が生まれたのが1981年。田中康夫の小説『なんとなく、クリスタル』が流行っていた。その頃って、懐かしの女子大生ブームだったと思う。83年にはフジTVの『オールナイトフジ』がスタート。毎週、レポート書きながら観ていたナ。当時、オイラも大学生だったが当然女子大生なんて縁の無い存在だった。オイラの学校にもオールナイターズやっている女がいた。一度だけ駅から学校へ行く途中に見たことがある。サングラスをかけた業界人気取りの同級生らしい男と歩いていたのだが、頭ワルそ〜だったな。知性のかけらもない事ばかり口走っていた。幻滅したな〜あれには。
 当時、女子大生ブームの恩恵を受けた連中は今はどうしているのかな?おそらく40歳前後のコキタナイおばサンにでもなっているのだろう・・・合掌。