志穂美悦子でじょんじょろりん!!
今日の東映チャンネルは志穂美悦子特集。7作品一挙放送だ。裏のNECOではアキラの『嵐を呼ぶ友情』 だが、これはリピートを観よう。
ご存知『女必殺拳シリーズ』 の他、『華麗なる追跡』 、『若い貴族たち 13階段のマキ』 が放送。『女必殺拳シリーズ』 は昔地上波で観たっきり。再見だが細部の記憶がないため殆んど初見に近い。しかしこの人はスゴイね。『女必殺拳』オープニングではヌンチャクを両手で扱う。回し蹴りから後ろ回し蹴り。バク転までしてみせる。良く体が動くな。この人は日本映画・・・いや海外を見渡しても最強の女優だろう。いや洋画に関しては、お子様レベルの知識しかないので、断言は出来ないがそれでもこの人はスゴイ。体が動くだけではなく華がある。ビジンダーだもんなぁ。共演したベルスター・早川絵美はやや腰が引けているが、志穂美悦子は構えから残心まで極まっている。
『女必殺拳』 ではやられ役の一人に宇宙刑事ギャバン・大場健ニ氏の顔が見える。あっさりやられてしまうが、後に80年代を代表する東映ヒーローの一人になるのだから、人の運命とは分からないものだ。キャストに“アマゾネス7” というのがあった。タイ式女子キックボクサーという肩書き。
何かと思ったら、ムエタイを使う女子7人だった。しかもすぐにやられてしまう。くっだらね〜(笑)。 南半球空手チャンピオンの肩書きの女子がいたけど、これも何? 何のために出ているのかさっぱり分からない。まるで見世物小屋だ。お馴染み、菊池俊輔の音楽もサイコ〜。この人の曲を聴くと気分が昂揚してしまう。
悦ちゃんは絶対にアキラよりも強い!! (オイオイ)
これ書きながら録画した『華麗なる追跡』 を視聴しているのだが、やっぱり東映だね。多羅尾伴内ばりに変装したりで大活躍。階段上から「ある時は・・・」 の極まり台詞も嬉しい。田中久子が熊の着ぐるみの天津敏に強姦されたり、吹き矢で両目を潰されたりとエグイ。サディスティックな拷問シーンもあるけど、これ東映アクションとしてはどういうカテゴリになるのだろう。池玲子や杉本美樹のピンキーアクションになるのか? やっぱり千葉真一の空手映画の路線なのかな? 沼田曜一が出ていたり、郷^治が宍戸錠ばりのクサイ芝居も良い(出番は少ない)。
『若い貴族たち 13階段のマキ』 もチョロ見中。のっけから“13” と書かれたTシャツ姿の悦ちゃんが大暴れ。悦ちゃんの歌う主題歌も秀逸! 作詞は原作者の梶原一騎先生だ。
♪ど〜せこの世は13階段、人はいつかは死んでいく♪
あーもうタマランなぁ、これ。
ストーリーは乱暴、設定も強引。全編勢いで見せてしまうが、こういうトコが東映アクションの醍醐味。今夜の放送は深夜2時まで。虚弱なオイラでは最後まで観ている体力はない。明日もツラクなるので、早く寝よっ! 映画は録画して後で観よう。おっとその前に・・・志穂美悦子でじょんじょろりん!! だ。
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