懐かしの昭和歌謡映画 日活編

 

 愛育社(こんな出版社があるのね)から『懐かしの昭和歌謡映画 日活編』という本が出ました。お馴染み、渡辺武信氏のエッセイや56年『若いお巡りさん』から70年『盛り場流し唄 新宿の女』までの日活歌謡映画の解説が載っています。『嵐を呼ぶ男』や『霧笛が俺を呼んでいる』等計10曲のカラオケCDが付録として付いています。2200円と高かったけど、日活映画といえば唄が欠かせません。勢いで買ってしまいました。
 唄といえば裕次郎やアキラ映画がメインとなってしまうのですが、この本は『チャンチキおけさ』や『東京のバスガール』、『星は何でも知っている』、『僕はないちっち』他、唄は有名だけど、映画としては無名のSP映画群にもスポットを当てているのが嬉しい。しかしこれ日活編ということは、そのうちに『東映編』とか『東宝』、『松竹』も出るの?