JOA出場せよ!!

 

あ〜あ年も明けてしまった・・・って、もう3日だぜ。毎年の事だが、年末年始の休みって年が明けたらもうオシマイの感じがする。あと3日、4日というよりも土、日が過ぎりゃ月曜から通常通りだ。つまんねぇ。

 元旦は新宿ピカデリーで『劇場版レスキューフォース』 を鑑賞。この日は“映画の日” だから入場料1000円。ゴジラを観ていたあの頃が懐かしい。朝一の9時40分からの回に行く。客はオイラも含めて17〜18人くらい。大半は子連れ。オイラと同じような60年代生まれと思われる中年オタクもいた。おそらく昼の上映は子連れ客で混むから、早めに済ませてしまおうという魂胆だろう。考える事は同じだ。

 映画の方はどうでもイイ出来(失礼) TVの方も特に面白いとは思えないので、まぁこんなものだろう。内容は毎度のパターン。謎の組織“ネオテーラ” の陰謀で暴走した超特急マッハトレインの乗客を救出する話。乗客の中に何故かレスキューフォースの知り合いでダンサーを夢見る少女(児玉絹世)がいるというご都合主義。暴走する超特急といえば、東映『新幹線大爆破』(JR関係者必見の名作!) があるが、この作品はそれとは違って、特に緊張感もない。

 この作品の最大の見所は、藤岡弘、37年ぶりの変身だろう。しかし本郷さんも老けたなぁ。そりゃ62歳だもんな。松竹『小さなスナック』(68年)の頃はヤサ男だったけど、今は顔が浮腫んでいる。中年になるとどうしてもね。オイラもそうだよ。まぁオイラの場合は自堕落な生活しているから当然か。
 総司令役が早見優。特にファンだったわけではないが、80年代アイドル直撃世代としては琴線に触れるキャスティング。TVで彼女の姿を見た時は(大根演技も含めて) 絶句したっけ。

 2006年の元旦は同じTV東京で放送されていた『セイザーX』 の劇場版を池袋HUMAXシネマ4 で観た(青春市街戦参照)。こちらの観客数はオイラも含めて3人。それに比べると今回は客の入りは良い。時間帯も同じでスーツデザインも似通っているが、『セイザーX』 は東宝。『レスキューフォース』 は松竹。会社は違うが、局と時間帯は同じなので、これが成功しないとTV東京のヒーロー物作品の存続に関わる、のではないか? ウルトラやゴジラ。仮面ライダー空白の期間を知っている世代のオタクとしては、TV朝日の戦隊モノのように作品を作り続けて欲しい(そう考えると東映はスゴイ!)。

 映画が終わったのは11時10分。来る時は閑散としていた東口周辺も混雑していた。アベックや家族連ればかりだったけど、アベックは昨夜から一緒だったの? またまた勘ぐって、ここで妬みの書き込みをする最低なオイラ(笑) 今年もそんな一年になるのだろう。しかし人生平和が一番。つまらなくても、貧乏無気力でも、退廃した日常でも、波風立たない暮しが一番良いのだ!! (おっさんだもの)

というわけで今年もよろしくお願いします。