名解説! 高橋英樹シアター
NECOで放送(リピートあり)。各作品の放送前に高橋英樹本人のコメントがあるそうです。ラインアップは下記の通り。
『アカシアの雨がやむとき』 『拳銃野郎』 『激流に生きる男』 『男の紋章』
作品は過去に全て観ているから、楽しみは解説だ。高橋英樹の奥歯に何かがはさまったような悪意ある?(いや失礼)、皮肉たっぷりの解説は秀逸。
・『激流に生きる男』
「吉永小百合さんは当時から名女優さんで私が台詞言ってる間にも吉永さんのアップが流れる・・・監督のご苦労が偲ばれます。」
小百合サマのアップがあるのは仕方ないよ。小百合サマは神の領域にいるお方なのだから。
「二谷英明さんのパンチ。ダンプガイだから迫力ある殴り方をしてました・・・これ結構効きました。」
当たったんだね(笑)。まぁしょうがないよ。でも二谷英明は立ち回り上手いと思う。パンチの打ち方が日活スターの中で一番カッコイイ。特に打った後の間の取り方がサマになっている。
・『アカシアの雨がやむ時』
「浅丘ルリ子さん・・・今観ても、まぁもうキレイですわ・・・デビューが浅丘さんの弟役だったので、何かにつけてご指導して頂きました。この歳になっても怖い存在。」
この頃のルリ子しゃんはホンっトにキレイだもんなぁ。
・『男の紋章』
「石原裕次郎、小林旭、宍戸錠と違って足が短い。だからキモノを着せようということになった。岐阜でロケをしました。(着流し任侠モノだけど)青春映画だと思います。」
この作品には愛着があるのか? 気のせいか他の作品よりも熱の入った解説。
・『拳銃野郎』
「今観ると結構深い作品。出来たてのホテルニューオータニでヤクザの襲名披露やったり、やはり出来たばかりの首都高速を歩いたり。よく(ロケに)貸してくれたな、と思います。十朱幸代さん、伊藤雄之助さん、名古屋章さん、そして名優・滝沢修さんとご一緒してこんな作品に出ていたとは、役者としての幸せを感じます。」
この作品の事を忘れていたのだろう。もう40年以上前の作品だから仕方ない。個人的には好きな作品。特に十朱幸代がメンコイ!!
十朱幸代でじょんじょろりん!! (結局これかい!)
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