地平線がギララ ギララっ

 

 

1日金曜日。公開中の『ギララの逆襲』 観て来ました。毎月1日は「映画の日」 入場料は1000円だ。無職・・・・いや『あじさいの歌』の裕次郎と同じ「自由業」の強みを生かして平日昼間にホーク3号で新宿に出撃!! 劇場は出来たての新宿ピカデリー。バルト9同様にシネコンってやつだ。15時半からの上映に行ったのだが、上映予定時間のディスプレイが20時50分の上映しか表示されていなかった。係員に尋ねたら調整不足。予定通り15時半の上映はあるらしい。ネットで確認して行ったのだが、違ってたらまた出直さなければならないところだった。

 バルト9は入場係員が少ないため慢性的に行列となるのが欠点だが、ここはどうなのだろう?  平日昼間とはいえ夏休み中ということで結構人は多かった。それでも切符売り場は行列になることもなく比較的スムーズに入れることが出来た。

 

この作品は河崎実監督作品。ビートたけしがタケ魔人役で出る、らしい。またバカ映画か?  しかし真面目に作っているなんて噂もある。この手の作品のオマージュか? 円谷作品でお馴染みの人たちも出演。40年前のオリジナルのギララに主演した和崎俊也も出ている(この人『ミラーマン』の防衛チームSGMの村上チーフも演じている)。他にも河崎作品でお馴染みのなべやかん、加藤礼次郎なども出演。河崎監督自身も新聞社スタッフ役でチラリと出演。『イカレスラー』、『ズラ刑事』、『日本以外全部沈没』など、設定自体が冗談のような作品なら最初からバカ映画でも構わない。しかしオイラのような第一次怪獣ブーム世代としてはこの手の映画だけは真面目にやっていて欲しい、という願望がある。それだけに不安感を持っての鑑賞だった。

 真面目か? それとも? その回答は観る人によって違うと思う。G8の要人たちのやり取りはどうでも良い感じはする。「洞爺湖サミット危機一発」だから仕方ない。もっとストレートな怪獣映画でも良かった気もする。オイラとして言える事は・・・・夏希ちゃんでじょんじょろりん!! だ(オイオイ)。
 夏希ちゃんも23歳。美人の上に女っぽくなったのぉ。タマランぜ。過去HP「青春市街戦」で何度も書いているが、若い子苦手のオイラでも、この子は別!! なのだ。夏希ちゃんの役どころは東スポの記者役。『ウルトラQ』の江戸川由利子(桜井浩子)を彷彿とさせる。 そう・・・夏希ちゃんの他、出演者はみな真面目にやっていた。“バカ”はやっていても映画は真面目な作りだった。夏希ちゃんの“ネチコマ”は一見の価値あり!!

 特筆すべきはこの映画のパンフレット。写真では分かりにくいが何と! 昔懐かしいEPレコードジャケット風の作り。レコードの代わりに中に団扇が入っていた。ジャケット隅には“ステレオ”なんて表記がある。こういう作りは昭和40年代を意識しているな。やるじゃん!!