千里ちゃんでじょんじょろりん!!2
先月NECOで放送した『月刊 森下千里 美女缶〜ワン・ナイト〜』を観ました。夜中のTVショッピングで売られていた美女缶。中には森下千里ちゃんが入っていて浴槽に入れてお湯で溶かすと現れる。但し賞味期限は一晩だけ。一晩だけ千里ちゃんが彼女になってくれるのだ。オプションとして千里ちゃんを好みの衣装にチェンジするコスリモ(コスチュームリモコン)が付いている。ボタン一つで、ビキニ、看護婦、婦警、女教師、ボンテージ風の衣装にチェンジ出来る。こんなのがホントにあったら、オイラは買いだめするよ。出来れば横須賀昌美ちゃんバージョンが欲しい(またかよ)。TVショッピングの担当者(夏木ゆたか)の説明がフルっている。「安易な性の対象としてではなく、優しく接してあげてください。」
ドラマは17〜18分程度の短いもの。主人公の佐伯新は郵便局員。実家暮しだが、親は死んだために広い家に一人暮らし。趣味はプロレス観戦。好きな選手は初代タイガーマスクらしい。初代タイガーを熱く語る。普通のコなら引かれちゃうところだが、美女缶の千里ちゃんは天使だから、笑顔で聴いてくれる。一晩しかないのを忘れた佐伯は千里ちゃんと明日プロレス観戦に行こう、と約束する。その後は縁側で花火。線香花火をするのだが、すぐに消えてしまう。最後は昔やっていたトランペットを吹いてみせる。ヘタクソなトランペットをこれまた笑顔で聴いてくれる千里ちゃんは本当にメンコイ。翌朝、佐伯が目を覚ますと賞味期限の切れた千里ちゃんは既に消えている。空き缶の横に手紙が、「一晩だけど一緒にいられてスゴク楽しかった。線香花火は一瞬だからキレイで楽しいんだよ。楽しい思い出ありがとう。」せっかく買ったのだから、千里ちゃんとあんな事やこんな事をしまくれば良いのに。おそらく、何もしなかったのだろう。縁側に立つ佐伯は「ありがとう。」と呟いたところでエンド。エンディングでは郵便局員の制服を着て、一人出勤する佐伯の姿にキャスト、スタッフロールがかかる。
わずか17〜18分の短いドラマだったが、何とも切ないストーリーだった。人生一匹狼のオイラだが、人恋しくなる夜がある。そんな時、こんな美女缶あったら良いよナァ。オイラもこんなの欲しいよぉ〜!!
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