ツーカー野郎(って違うだろ)

 

ホーク1号で出撃。まっすぐ帰宅。21時からの『絶対彼氏』を観ながらメシ。現在22時からの『無理な恋愛』を視聴中。

 今期のドラマの中ではこの『無理な恋愛』が一番安心して観られる。オイラも中年になったせいか、最近は若者向きのドラマには感情移入できない。『無理な・・・』はストーリーも平板であまり面白いとは思えないが、若い男女の話ではないので気楽に観られる。そこが良い。

 堺正章はレコード会社の役員待遇のオジサン。高級マンションに住んでる人生勝ち組野郎である。こんな奴はどうでも良い。35歳で売れない女優役の夏川結衣と作家志望のダメ男の徳井義実が良いのだ。このままではいけないと思いつつもどうにもならない。第1話あたりではこの辺のジレンマが垣間見れた。

 堺正章の行きつけの飲み屋のマスターがかまやつひろし。この二人の会話が毎週あるのだが、これもまた良いのだ。この二人の会話のシメは必ず、

堺 「良いネェ、あんたは。」 
これに答えるムッシュかまやつ 「心の底からそう思っていないでしょ。」
堺 「うん(笑)」
 
 このツーと言えばカー(古い!)の関係は日活『ネオン警察 ジャックの刺青』(70年)のアキラと郷^治の「風邪ひくな」 「腹こわすな」に通じる・・・かな?(違うだろ!)

しかしこの『無理な恋愛』というタイトル・・・耳が痛い。