月丘夢路でじょんじょろりん!!

 

NECOで放送『月蝕』を観ました。オイラにとっては平成5年にNHK衛星で放送以来だから、12年ぶりの再会です。裕次郎がブレイク前の日活映画って、妙な雰囲気があって好きです。特にこういう都会っぽい作品に登場する車や建物、街並み、服装や時計、部屋の調度品の一つ一つが凝った感じで良い。
 主演の月丘夢路にはムラムラします(またかよ!)。ネットで検索すると、この人は1922年生まれ。大正生まれ。この映画の時は34歳。それでもこの人は良いね。わき腹の肉がダブついていないし、上品な色気がある。三原葉子のわき腹とは大違い!(笑)。もうとにかくタマラン!!この人を見ているとオバサン専門の風俗に行きたくなるけれど、こんなキレイで上品なオバサンなんているわけも無い。仕方が無い、月丘夢路でじょんじょろりん!!・・・だ。

 しかし裕次郎、三橋達也、安部徹、金子信雄・・・皆、亡くなってしまった。昭和は遠くなりにけり。

 

オバサンとは関係ないですが、安部徹は体デカイですね。身長が裕次郎よりも少し低いくらい。柔道家のように肩幅が広くてガッチリ体型。ネットで調べたら、この人は1917年3月28日生まれ。亡くなったのは1993年7月18日(享年76)。大正生まれの日本人にしては大柄。顔もゴツくて怖い(失礼)。そういえば、この人はTV『柔道一直線』で第46話『鬼の柔道』だったかな?木村政彦役で出演。ご存知、「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた不世出の柔道家役です。一条直也の下半身が弱い事を見抜いて、川原で砂利運びをやらせて鍛えるという役どころでした。その姿をストーカーの如く(笑) 覗き見ている車周作先生が「さすがは木村政彦・・・ナオの弱点が足であることを見抜きおった。」。ガッチリ体系の安部徹には適役でした。『月蝕』では悪徳プロモーター兼会長役でしたが、月丘夢路が三橋達也と結婚宣言した時に少し驚いた表情をするものの、「俺も悪党だが、女にはキレイなところみせてやる。」。笑って祝福してみせるなんて、良いところあるじゃん。この時の安部徹は39歳か、老けている。自分がこの年齢を追い越してしまったことにも愕然!