チェ〜ジ ストロングザボーガー GO!!

 

昨日は新宿バルト9で観てきました。『電人ザボーガー』 。

 オイラはリアルタイムの世代だからTV版も観ていた。それでももう数十年再見していない。熱心なファンと言うわけでもないので、詳細な記憶は無い。それでもザボーガーだからネ。少年の日の夢を思い出して出撃! 戦闘シーンはダラダラ感があったけど、面白かったぁ!! 更年期のせいもあるけど、主題歌聴いただけで泣いてしまった。

 特にTVシリーズの映像に『おれの兄弟 電人ザボーガー』 が被るエンディングではもう号泣。
「この作品をうしおそうじさん、山口暁さんに捧げます」 の字幕でまた涙。

 板尾創路扮する熟年期の大門豊は47歳。糖尿病になっている。かつての必殺技“飛竜三段蹴り” も出来なくなっている。この衰えぶりも自分を見ているようで悲しい。
「糖尿でもポンコツでも、必死に道を歩けば最後の一秒まで戦う事が出来るんだ!」
この台詞にも涙が出た。でももうオイラには必死の心はないよ(黒崎先生ゴメンなさい) 。

 ミスボーグとのエッチな? 関係にはドキッ!! 興奮したミスボーグの繰り出す危険なセックス行為にハラハラ。う〜む、しかしこういうのでもムラムラするオタクは多いから、野暮は言うまい(笑) 。白状するが37年前のTVシリーズを観ていた最大の理由は、藤山律子さん扮するミスボーグが目当てだった。衣装といい藤山律子さんといい、番組を観る度にムラっムラっ!! としていた。こんなキレイで悪いお姉さんにイタズラされたい!! な〜んて妄想と股間を膨らませていたのだ〜(この変態が!) 。

そのミスボーグと大門豊があんな事やこんな事を!! こういうのって同人誌でやることではないのか? そこに目をつけるとは監督&脚本の井口昇、恐るべし!!

 この作品を観て泣いたのはオイラだけではなかったようだ。オイラの並びに座っていたアプソリュートなオタクくんは、ハンカチで目頭を拭っていた。 それでもエンドマークに小さく拍手していた姿はキモかったゾ(笑) 。

 とにかくこれオススメ作品デス。しばらくはバイクに乗る時、心の中で叫んでしまいそうだ。
「チェ〜ジ ストロングザボーガー GO!!」