風俗野郎と円山町

 

2008年5月NECOで放送した『渋谷区円山町』 を観た。これ以前から観たいと思っていた作品。タイトルから、円山町のホテル街に生息する女性たちの話しかと思っていたからだ。「何バカな事言っているんだ。こいつ、何も知らないな。」 、そう思う人もいるだろう。その通りデス。内容その他の予備知識が全くなかったので勝手に想像していた。映画観たら違う話なのでガッカリ。ググって見たらこれ少女マンガが原作なのか。それなら仕方ないか。

                           

オイラは菜摘ひかる的な世界で生きている女性の話しかと思っていた。今さらカミングアウトしても仕方ないが、オイラは風俗大好きです。今までの人生でアマチュア女に優しくされた事がないクズのオタク野郎だからネ。『やくざの詩』(青春大全集参照) の垂水悟郎みたいなものだ(笑) 。長年風俗のお世話になってきたから、ああいう世界で生きている女性たちがもの凄く愛しいし変しい・・・いや恋しいのだ。勿論、向こうはビジネスでオイラの相手をしているだけだから、その辺の距離感を持って接しているのは言うまでもない。どんなに落ちぶれてもストーカーにはならない。性犯罪には手を染めない。これだけは王者としてのオイラの矜持だ。

                           

話が脱線してしまった。この『渋谷区円山町』 は二つの話で構成されている。最初は高校生・由紀江(榮倉奈々)が教師のヤマケン(眞木大輔) にアタックする話。榮倉奈々はメンコイ。このコはイイね。しかし88年生まれ。オイラと親子ほどの年齢差に毎度ガックリ(アホか) 。しかし彼女が観られるだけでオッケー! 甘ったるい女子高生話にはガッカリだが。

 後半はいじめにあっている由美(仲 里依紗) の話。週末、クラスメートの有吉(原裕美子) と渋谷に遊びに行く。暗くなったら帰るのかと思ったら、カラオケボックスで休んだりビルの片隅に座り込んだりで一夜を明かす。これで帰るのかと思ったら昼間はゲーセンで遊んだり、ケーキを食べたりで終電に乗らない。ビルの片隅で座り込んでいると、有吉が熱を出す。困った二人は円山町のホテル街に迷い込む。女二人でラブホに入る。休憩は4000円程度だが、宿泊は9600円する。部屋で休むと有吉は元気になる。風呂に入ってさっぱり。
 夜が明けて家に帰る二人。教室で由美をイジメている3人組にからかわれる。いつもなら何もいえない由美だが、言い返してみせる。渋谷での体験が由美の何かを吹っ切ったのだろう。笑いあう二人。また渋谷をブラつく。桜の木の下でデートをする由紀江&ヤマケンとすれ違う姿にエンド。

 女子高生話には乗れなかったが、渋谷で二晩過ごすエピソードは良かった。今の状態がいつまでも続かない閉塞感。それでも都会の片隅で生きている孤独感が良く出ていたと思う。

                           

渋谷だけではなく大久保とか歌舞伎町のホテル街を通ると、大きめなバッグを提げた女性が一人で歩いている姿を見かけることがある。おそらくホテル利用の風俗嬢なのだろう。そんな姿を見ると、「これから仕事かい? 頑張れ!」 、心の中で声援を送ってしまう。
 映画とは風俗嬢は関係がないけど、円山町・・・ホテル街というとそういう世界で生きている女性たちや、彼女たちに群がる飢えた野郎ども(オイラも含めてネ) をイメージしてしまう。

これで2008年5月分はオシマイ。次は6月分だ。