ハレンチ娘 肌のもつれ

 

4日はラピュタ阿佐ヶ谷、『60年代まぼろしの官能女優たちU』 、この夜は白川和子出演の『ハレンチ娘 肌のもつれ』 。上映終了後、白川和子さんのトークショーがある。事前にチケットを抑えておかなければ入れなくなるだろう。1号機で出撃! 11時10分にチケット購入。17番だった。
 今回は遅れないように気をつけなければ、というわけで20時40分にラピュタ着。予想通り混雑していた。ロビーではモノホンの白川和子さんがテーブル席に座っておられた。『昭和桃色映画館』 購入客にサインをしていた。60歳過ぎているとはいえ、さすがは女優さん。キレイだねぇ。テーブルの上にはこの映画に主演の野上正義さんの遺影が飾られていた。さて映画のほうだが、すぐに書かなきゃダメだね。忘れちゃうよ。その程度の作品(失礼!) 。

                           

 

 

冒頭、万年筆工場の守衛・門馬文夫(野上正義) 。守衛室のベッドで恋人で看護婦の鈴木阿紀子(白川和子) とセックス(結構長いシーン) 。ベッドの脇に新聞が転がっている。金塊密輸事件の記事が載っている。関係者は死んでしまった。金塊は回収されたものの一部が行方不明。
 門馬は先輩守衛の古川(木南清) が映画館で痴漢の疑いをかけられてクビになったことに憤慨していた。古川は池袋の安アパートに1人暮らし。キャバレーの掃除夫? になっていた。古川を訪ねるが様子がおかしい。
 門馬の工場の社長(火鳥こずえ) と阿紀子の務める病院の院長が刺殺される事件が起きる。現場の状況から2人組の犯行らしい。興味を持った門馬がにわか探偵になって調査を開始。詳細は忘れたが、二人を殺したのが古川。二人組の犯行に見せかけるために現場を偽装した。
 行方不明の金塊は社長と院長が、それぞれ万年筆や歯の治療に使うために手に入れたらしい。金塊の運び屋をしたのが古川で、痴漢は社長と院長が退場させるために仕組んだ事。痴漢の手引きをしたのが阿紀子。
 金塊を独り占めにして郷里の沖縄に帰ろうとした阿紀子を門馬は羽田で捕まえる。モノレールが上を走っている野原で阿紀子を殺してしまう姿にエンドマーク。

 

                           

 

安っぽい2時間ドラマのような作品。一気に観られたけど、あまり面白くなかった。守衛の門馬が事件に首を突っ込んで行くのは不自然。ただの守衛が解明できる事件をどうして警察は何もしないのか、この辺もおかしい。二人組の犯行に見せかける偽装も稚拙。こんなのすぐにバレちゃうと思うのだが。
 笑ってしまうのは、門馬が事件の事を考えながら風俗で女を買っているシーン。白川和子という恋人がいながら、何で〜? (ピンク映画だからだよ) 。
 ラストも何で殺しちゃうの。事件の全貌もハッキリして金塊も回収。この手の作品なら予定調和的に警察に突き出すもんだ。いきなり首を絞めて殺してしまう。金塊は独り占めか?

 若き日の野上正義は渡瀬恒彦風の二枚目。一昨年のラピュタでのトークショー終了後、帰宅しようと阿佐ヶ谷駅のホームに行ったら、仲間の人と一緒だった野上さんを見かけた。客席にいたオイラを憶えていたのだろう。面識のないオイラに軽く頭を下げてくれた。あの時はまさか亡くなるとは思わなかった。合掌。

 今さらながら白川和子はイイね。独立プロのピンク女優にしてはスタイル抜群。女優さんとしては垢抜けないが(ゴメンなさい) 、スタイルが良いのでソソる。そういや肝心の濡れ場シーンだが、男も女もパンツを穿いたままヤッていた。下着が妙に気になった。