松原智恵子でじょんじょろりん!! 6
先週からスタート。ラピュタ阿佐ヶ谷10時半からのモーニングショー、『昭和の銀幕に輝くヒロイン第54弾 和泉雅子』 。本日は『川っ風野郎たち』 鑑賞に出撃。
日曜朝10時半から混んでいた。オイラは上映10分前に到着。既に館内は満員。またまた補助席での鑑賞となりやした。やはり鑑賞の機会の少ない作品だと客は来るのだろう。みんなオイラと同じなのかな。でもまぁ普通の席だと座高の高い奴が前に座るとスクリーンが観にくくなる。補助席の方が顔の位置が高くなるから見やすい。ラッキーだったのかもしれない。
しかし今日観て驚いたのは松原千恵子。和泉雅子の兄・山内賢の定時制の同級生役。松下達夫が経営する商店で住み込み店員。店員だけでなく女中のような仕事もさせられている。学校以外では自分の時間もない生活に嫌気が差して、アパートを借りてもっと条件の良いところに転職する。快く思わない松下が圧力をかけて学校を退学となってしまう。松原智恵子は美容院に勤めていた。偶然再会したクラスメートの典(山田幸男) に誘われて入った喫茶店で、週末だけバイトしている和泉雅子とバッタリ。
オールスター作品『君は恋人』 以外で、和泉雅子と松原智恵子が共演しているのは、もしかしてこれだけではないのか? この二人が同じフレームに収まって台詞のやり取りをするシーンがあった。日活野郎にとっては、これ歴史に残る作品ではないのか?(オーバーだよ) 。
松原智恵子の美しさは尋常ではない。大人びて見える。”非行少女” 入っている和泉雅子と落ち着いた雰囲気の松原智恵子では「勝負あった!!」 という感じ。和泉雅子もメンコイけれど、松原智恵子と同じフレームに入ってしまうとイモ姉ちゃんになってしまうのだ。
この時、和泉雅子15歳。松原千恵子18歳。10代で3歳違うのは大きいとはいえ、松原智恵子は大人に観える。既に10代で美しさが完成している。それが現在に至るまで続いているのだから、女優さん、いやこの人は妖怪か、物の怪の類だ。この人、モテただろうなぁ。何れにせよ和泉雅子と松原智恵子。珍しいこの二人の絡みが観られただけで、オッケーッ!! てなもんだ。
久々に、松原智恵子でじょんじょろりん!! しちゃおうかな(結局これかい!) 。
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