♪みんなあいつが悪いんだ。♪

 

 

10月7日から10日にかけてテレビ東京で久々に日活映画が放送された。10日の木曜に『嵐の勇者たち』が。69年の大晦日から公開されたこの作品は旧体制日活最後のオールスター映画。崩壊末期の日活、70年の正月に当時の若者の何人が観たのだろうか?正月に小百合サマを拝みに映画館に足を運んだオタクもいたのかな??オッサン連中が裕次郎でも観るかって調子で来たのだろうか?
 オイラがこの映画を初めて観たのは77年頃、場所はお馴染みの浅草新劇場。たしか平日だっだったなァ。浅草に通い始めて間もない頃。学校が終わって地下鉄で浅草に急行。6時くらいからの最終回の上映を観た。日活オールスター映画を観たのはこれが初めてだったので顔ぶれの豪華さに感激!この手の映画の常として出演者一人一人の出番が少ないのが難だがそれでも結構面白かった。裕次郎はどうでもイイ。オイラのお目当ては何と言っても吉永小百合サマ。この頃は24歳だったと思う。タマラン・・・小百合サマでじょんじょろりん!!
 ところでこの映画の主題歌『反逆のメロディ』。裕次郎がレコード化している。奇しくも原田芳雄主演のニューアクションの傑作と同名タイトル。映画の中では渡哲也率いるグループ(藤竜也、郷^治、和田浩治)たちが合唱していた。この歌、結構好きなんだよナ。