昨年2月の衛星劇場(って今頃)

 

昨年2月に衛星劇場で放送した『丸茂ジュンの痴女伝説』をやっと観ました(って今頃)。ご存知、浅見美那主演の日活ロマンポルノ。このロマンポルノと言う括りも、日活アクション同様に懐かしい響きを持つようになってしまった。

 口元のホクロがナンノちゃん同様にソソります。浅見美那は好きな女優さんの一人だったので、公開当時『ぴあ』に載っていた紹介記事は何となく憶えている。今で言うと水野真紀系の正統派美人。タマランですな。オタク界では87年東映戦隊モノ『光戦隊マスクマン』のヒロイン役。善と悪の二役のヒロイン演じたのが印象深い。教育テレビのお姉さんというのは観た事ないんだよな。一度観たかった。こんなキレイなお姉さんに、あんな事やこんな事を・・・・以下自粛(またかよ)。
 浅見美那の婚約者役が田山涼成。まだ髪の毛があるよ(笑・・・いや失礼)。将来薄くなるな、と予感させる毛量・・・切ない。監督が西村昭五郎。この人は旧体制時代に小百合サマの映画も撮っている。大ベテランだ。旧体制と言えば、田山涼成の上司役で名脇役・木島一郎氏がいた。この人も残った一人。ネットで調べると、これが最後の映画出演になっている。実際はどうだったのだろう。『鮮血の記録』(青春大全集参照)では軍事指導もしているから戦争経験者。だとしたら今はかなりの高齢だろう。まだご存命なのだろうか? しかしこの人の役がイイ。冒頭から卑猥な笑いを浮かべながらのセクハラ発言。今なら訴えられるぞ!(笑) 残った人と言えば、森みどりもいた。母屋のオバサン役なのだが、この人もいろんなのに出ている。まさに名脇役!

 浅見美那は美人だから、行く先々でスケベなオッサンたちにナンパされる。驚いたのは地下鉄の中(国会議事堂前駅)で痴漢してきた男。髪の毛に触りながら次の駅で降りるよう誘ってくる。こんなのありかよ。ポルノ映画だから仕方がない。スナック(時代だネェ)で飲んでいると、今度はトイレでスケベなオッサンに襲われる。またまたこんなのありかよ。ポルノ映画だから仕方がない(笑)。婚約者でありながら婚前交渉をしようとしない田山涼成とのジレンマに苦しむ浅見美那と痴女の話が全く噛み合わずに映画は進む。最後に痴女役の丸茂ジュンと田山を強チン(羨ましい!)。やっとここで話が繋がった。そして結婚式挙げてエンドである。映画としてはくっだらないけど、浅見美那が観られれば満足! 今のオイラの頭の中は浅見美那で妄想!妄想! ここには書けないような変態プレイで・・・・以下自粛(これまた失礼!)