鈴木清順特集に期待しまッス!!

 

NECOで放送中の『おすぎのシネパラ!』 。今月のゲストは“天下の!” 鈴木清順監督。飄々としたキャラクターで、役者としても面白い人。おすぎもファンらしく、過去の作品を熱っぽく語るが、清順監督本人は醒めた感じなのが笑える。「社会性だとか、人間性だとか、全然考えたこともないですね。とにかく面白くすれば良い・・」 、マニアや評論家が色々な事を言ったけど、全て後付けらしい。「だって娯楽映画なんだから。」 そうそう!! 難しい見方をする人が多いけど、現場ではそんな事言っているヒマなかったと思う。予算も日程も限られた中で作品を仕上げて行かなければならない、そんなギリギリの状況でイチイチ難しい事考えてられないのが現実だろう。「お客さんの反応も考えた事もない。」 正直で良いナァ(笑) 。
 渡哲也を売り出すつもりで撮った『東京流れ者』。エライ人からは「渡を殺した」 と怒られたそうです(笑) 。後の清順ブームも「それは現役時代にあれば良かったですよね。会社からおっぽり出された後に言っても、一つも効果がないじゃないですか。」 とバッサリ。来年は監督50周年、いつまでも元気に撮り続けて欲しいッス!!
6月の初期作品放映も楽しみ!!