石鹸の草原を行く渡り鳥
平日昼間っから風俗だが、ホントは行った事がある。80年代中頃、当時サラリーマンだった。有給休暇使って行ったなぁ(オイオイ) 。いや別に有休使うこともなかったのだけれど、当時勤めていた会社と言うのが、残業の厳しい部署だった。休む余裕はないのだが、あんまり有休を使っていないので、消化しろ、ということになった。詳しいことは知らないが、会社と組合が話し合って決めたのだと思う。「計画休暇」 と名づけられて無理やり取らされた。それで行ったのが風俗なのだから、オイラはどこまでもクズ野郎だね(涙) 。
場所は前に書いた『現代やくざ 人斬り与太』 の舞台になった川崎。堀の内のトルコじゃなくて、ソープランド。店の名前は忘れた。女の子の源氏名も憶えていないけど、3万円の店だった。何でそんな高い店に行ったのかも憶えていない。相手をしてくれたのが、荻野目洋子風のショ−トカットが似合うコだった。まぁまぁ可愛かったけど、お腹が少し出ていた(笑) 。妊婦ではないのだろうが、チョッと興醒めしたのは憶えている。
この時は女の子との波長も合わなくてなかなか起たなかった。3万のコなのに、サービスもイマイチ。当時オイラは20代前半。普通ならビンビンのはずなのに、全然ダメだったなぁ。それでも3万も払っているのだ。とにかく発射しなくちゃ勿体無い。元は取らなきゃ。とにかく奮闘してドピュっ!! 時間に追われる様にして出したから、あんまり気持ち良くなかった。この店はこれっきり。堀の内はこれで懲りたので、もう行かなかった。
あの頃、川崎だといつも行っていたのが、南町の小銭という店だった。ネットで調べても出てこないから、もうないのかな。たしか川崎警察署の裏あたりにあったと思う。そこは総額1万50円の格安店。内訳は入浴料が50円。サービス料が1万円。この時にお世話になっていたのが、いつかも書いた上地流空手が好きだと言う源氏名・明菜さん。安い店だけど、サービスは決して悪くなかった。明菜さんもイイ人だったけど、数回通ったある日突然辞めてしまった。あれは淋しかったな。明菜さんがいなくなったのを機にオイラは川崎から撤退。他所へ流れた。石鹸の草原を行く渡り鳥、ってトコだね(アホか) 。
オイラはオタク界の孤高の王者。女なんてぇ生き物に、愛とか癒しとかを求めてはいけないのだ。そんな人間関係作れないしね。『爆弾男といわれるあいつ』 で青木義朗アニキの台詞「女なんてのは、欲しいと思ったときにいれば、それで良い。」 これだよ。よ〜し週末は風俗行くかな。今月は何とか2万円は残せそうだ。そうは言ってもネ。「お金を頂いているのだから、時間内はお相手します。」 商売女にそう言われた事がある。オイラは風俗嬢にすらまともに相手にされないのだ。あははのは〜。虚しいねぇ。文太アニイ同様に楽しいとは思えないけど、JOA出撃せよ!!
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