葵映画 『美しき悪女』
6月29日日曜日はお馴染みラピュタ阿佐ヶ谷に出撃! 椙山拳一郎さんのトークショー終了後に、『美しき悪女』 上映。始まったのは21時40分くらいから。
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丸の内のサラリーマン・村山(椙山拳一郎) は、25歳過ぎて遊びらしい遊びを経験した事が無い真面目な童貞青年。それではイカン! と同僚・井上が何かと遊びに誘う。井上は自分が常連のバー渚に連れて行く。椙山の事は店では有名になっている。ホステスたちやバーテン(野上正義) たちは「天然記念物」 と陰で嘲笑。
そこで知り合ったのがホステス・香取環。香取には鶴岡八郎というS男のヒモがいる。鶴岡は香取に結婚詐欺のような事をさせていた。椙山は無駄使いしていないから相当溜め込んでいるらしい、という噂。鶴岡の命令で香取の次のターゲットは椙山となる。純情女の芝居をして椙山をタラし込んだ香取。香取には男がいるという情報を聞きつけた井上は、あまり深入りするなと忠告するが、すっかり夢中になった椙山は香取との結婚を考える。
母親に会って欲しいと実家近くまで行くが、香取は怖気づいてしまう。母親には会わずに近くのホテルで結ばれる。香取は親の借金があると偽り椙山から金を巻き上げて店を辞めてしまう。香取のマンション(平井マンションの看板あり) にやってきた椙山。観念した香取は正体をバラすが、「あんたはそんな人じゃない!」 と椙山。
ホダされて一緒にマンションを出ようとするが、帰宅した鶴岡が二人の乗るエレベータに乗りこんで来る。刃物を抜く鶴岡。エレベータが1階に付いてドアが開くと、もみ合っているうちに、香取に刺殺された鶴岡が廊下に倒れ出る。混乱した香取は屋上に上がる。追いかける椙山。止めるのも聞かずに香取は屋上から飛び降り自殺。叩きつけるように「完」 マークが出てエンド。
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椙山拳一郎扮する童貞青年の純情ぶりは何となく理解できる。オイラも風俗のオネエチャンに入れあげた事があるので、分かるんだよねぇ(涙) 。
腹が立つのは鶴岡八郎のS男ぶりである。言葉責めでいたぶるのだが、こういう野郎には殺意を覚える。香取環の演じた女もそれで興奮していたのだから、まぁ仕方ないんだけど。あーこういう野郎はボコボコにしてやりたい。
オイラをそういう気にさせるのだから、鶴岡八郎の演技が素晴らしいということになるのかな。香取を責めて行く台詞も巧みだったし、責められて困りながらも強がって見せる香取の表情もリアル。
映画は22時45分終了。まっすぐ帰宅。
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