獣を見る目でオイラを見るな!

 

7日の土曜日の夜、横浜赤レンガ倉庫で開催中の写真展「詩写・吉永小百合」に行ってきました。バイクで行くつもりだったけど空模様が怪しいので電車で出撃。JRよりも運賃が安い東横線に乗って桜木町駅から徒歩約20分。電車で桜木町へ行ったのは77〜78年頃に氷川丸で行なわれた『モデルガンショー』(青春劇場TVK篇)以来。当時は日活アクションに登場するような街並みだったから、裕次郎気取りで歩いたっけナァ。あれから25年経ったこの街は未来都市を思わせるインテリジェントビルが林立、オシャレな店も多い。気のせいか?プ〜ンと潮の香りがする。やっぱし港町だねぇ。
 頭の中では裕次郎の『サヨナラ横浜』がリフレインしっぱなし。短い足、チンチクリンで貧弱な体躯、虚弱な体力しかないオイラだけど、気分はまたまた裕次郎ダ!しかし周囲をはっと見渡すと当然のことながらアベックだらけ。桜木町駅から赤レンガ倉庫は愛を語らう若者たちばかりだ。そんな幸せそうな連中をかきわけるように見てきました。
 三井ホームの広告写真のために撮影された40代の小百合サマの写真展。この人は本当にキレイだ。今もお美しいが40代の頃も最高!良い匂いがしそうでタマラン!!当時撮影されたビデオの上映も行なわれていた。馬に乗る小百合サマが映っていた。あぁ・・・小百合サマに乗って頂けるのならオイラは馬にでも何でもなるゾ!うぅ・・・本当にタマラン(って、そんなんで興奮するなヨ!!)。
 見終わって外に出た。露店でバドワイザーを買った。プハー!!こんなオシャレなところで缶ビールをグビグビするオイラをバッチイ物でも見るかのように顔をしかめるアベック。気分は浅草のニコヨンだぜ!!帰ろう・・・横浜は神戸と並ぶ日活アクションの故郷だが、JOA王者のオイラには場違いな所ダ。オイラは小百合サマの面影を胸に横浜を後にしましたとさ・・・チャンチャン。