第8帖 『拳銃無頼帖シリーズ』の主人公、「抜き射ちの竜」こと剣崎竜次(原作では竜崎三四郎)。 |
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写真の銃がアメリカンルガー。 |
写真の銃は6インチのもの。今は亡きモデルガンメーカーCMC社製。80年頃に購入。価格は8500円だったか?最初、アメリカンルガーがルガー・マークTだという事を知らなかった。当時、定期購読していた拳銃雑誌月刊『GUN』誌で知ったと思う。で、購入を決意しました。買ったのはたしかアメ横にあったCMCの出店だったと思う。1坪くらいの小さな店だがCMCの商品はここで全て購入できた。CMCはブローニングやワルサーPPKやP38。ルガーP08等の金属製のモデルガンを発売していた。しかも全てブローバックモデルだったと思う(違ってたかな?)。皆、部品の一つ一つがしっかりしていてリアルな作りのモノが多かった。しかし亜鉛合金製のものを紙火薬でブローバックさせるのは無理があるのか?アメリカンルガーの動作はやや大味だった。薬莢を完璧にエジェクト出来ずにスライドに引っかかってしまい完璧な排莢動作が出来なかったのだ。CMCのブローバックモデルはこれしか持っていないので分からないのだが、他のCMC商品はどうだったんだろ?ライバルのMGCはABS樹脂製のせいか?みな動作が確実で当たり外れがなかった。第3帖で書いたハドソン産業製コルト45リボルバーも動作がイマイチだったので、オイラ的にはモデルガンメーカーとしてはMGCが一番だった。しかしMGCのガンは確実性を取ったために内部構造は実銃と若干違っていたようだ。結局、CMCやハドソンのように工芸品としての美しさやリアルなメカを取るか、MGCのように実銃と違っても確実な動作を取るかという方向性によるものなのだろう。 |