第27話 オイラはハマのナイスガイ |
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第2話に続いてまたまた黄金町である。京浜急行黄金町駅を下車。大岡川を渡って2本目の路地を左折。5分ほど歩いて右側、林海象監督の『濱マイクシリーズ』で有名な横浜日劇前にある名画座である。シネマベティという洋画館と同居している。かつてここは『横浜名画座』という劇場だったのだが91年にリニューアル。べティとジャックの二つの劇場になった。ヨコギンのあった『よこはまばし商店街』近辺は普通の住宅街なのだが、このシネマジャック近辺は風俗店が多い。店の前では客引きが呼び込みをしているので夜の独り歩きはちょっと緊張する。とはいえ歌舞伎町や池袋北口ほどしつこくはないから無視して通り過ぎれば大丈夫だ。 |
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ここに来たのは2度。1度目は2001年10月14日(日)に『みな殺しの拳銃』を、2度目は翌週10月17日(水)に『不良少女魔子』、『流血の抗争』を観ている。この時は宍戸錠特集であった。シネマジャックは毎回、作家や俳優、ジャンル等でプログラムを組み特集上映をしている。こういう映画館は本当に少なくなったよなァ。写真の入り口右側に小さな窓口があってここで入場料を払う。小さなエスカレータで二階へ、左側がシネマベティ。右側がシネマジャックである。シネマベティの客席数は138席。シネマジャックの客席数は114席。あまり大きいとは言えないが、『みな殺し・・・』の時は日曜日だったせいか客席は殆どが埋まっていた。いくら日曜日とはいえ、こんな場末の映画館(関係者の方ゴメンナサイ)、それも『みな殺し・・・』だよ。どうして混んでるの?客層はマニア?と年輩のオッサン&オバサンが半々くらい。17日の時は平日の夕方からの上映に行った。不景気で仕事がヒマだったから早めに上がって観に行ったのだが、この時の客の入りは半分くらい。客層も日曜と同じだった気がするが、それでも平日にしては客が入っているな。
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